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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

「新じゃがの季節……」

ジャガイモの花

「新じゃがの季節だよね~」
「最高だね、新じゃがの粉ふきいもは」

実は、僕はジャガイモが大好きである。
肉じゃがでも、ジャーマンポテトでも、ポテトサラダでも、ポテトグラタンでも、 トルティージャでも、なんでも来い、なのである。

旅先で強い陽射しを避けて入ったレストランで、ポテトのビシソワーズなんぞ出された日には、その街ごと好きになってしまう……。
真夏に訪れた函館の街は、そうして好きになった

ことに好きなのは、新じゃがのフライ。
新じゃがの小芋を皮付きで揚げたものは、悪魔に魂を売り渡しても食べたくなる。
実を言うとジャガイモは、アンデスから初めてスペインに渡来したときに、発芽していて中毒死を招いたために「悪魔の植物」と呼ばれたのである。

と、ココまで書いて、はたと迷った。
新じゃがの季節って、一年のうちで、いったいいつ頃なのだろう?
だって、街には今の季節、新じゃがが出回っているが、北海道では、これから、ジャガイモの花が咲き競う季節であって、収穫のピークは、秋のはずである。

遅ればせながら、自分の常識のないところに気づいて、新じゃがの季節について調べてみた。
旬と言えるのは、春の5~6月頃と、秋から冬の9~12月頃の年二回だそうである。
つまり、一年12月のうちの6ヶ月は新じゃがを味わえるわけである。
もっとも、「新じゃが」という言葉は、主に5~6月の九州産のものを指すらしい。

日本が縦に長く微妙な緯度にあるために、僕たちは、自然の恵みに恵まれているのだと、改めて痛感した次第。
むろん、本来は冷涼な気候に向くジャガイモを、日本中で栽培されている農家の方々の努力のたまものであるが……。

写真は、霧の下りた清里町のジャガイモの花。 道東の清里町は、摩周湖に近く、知床半島の付け根に位置する、豊かな自然に恵まれた町である。
7月終わり頃の撮影。


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第6回角川春樹小説賞を受賞し、『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。
同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞しました。
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