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長編時代小説を脱稿しました~♪

下田港外


長編時代小説を脱稿しました~♪
11月刊行予定です。
またご案内させて頂きますね。

何年か前に神津島に出かけたときの写真です。
神新汽船の下田~神津島航路。
意外と近く、2時間20分で着きます。お奨めルートです。

たまたま代替船だった貨客船「ゆり」のデッキから望む下田港外。
右の滑車とロープからもわかるように、ちょっと古典的な船で興奮しました。
定期航路を持たないことから、一部マニアには「幻のゆり丸」と呼ばれて人気があるそうです。
豪快に揺れるので、地元の方は「ゆれ丸」と呼ぶとか。たしかに揺れました。



["Perfect Places"]

"Perfect Places"

幻聴は、ロード(Lorde)で"Perfect Places"(公式)
ニュージーランドの人気シンガーソングライターです。

OLYMPUS C5060WZ

ある日の海8 「水仙の岬」

咲き匂う水仙

数年前の今頃の季節、伊豆半島南端近くの爪木崎を訪ねたことがある。
爪木崎は、水仙の群生地として知られ、年によっても異なるが、今の季節がちょうど見頃である。

群落が輝く

群落近くに設けられた遊歩道に、一歩足を踏み入れると、辺り一面に白い輝きが拡がる。
写真では、ほんの一部しか写せなかったが、相当に広範囲に咲いている。
爽やかな潮風に乗った咲き匂う水仙の香りが、心を豊かに満たしてくれる。

岬から利島を望む

岬の先端に立つ灯台からは、伊豆諸島の利島が、こんなに近くに望める。
写真には写せなかったが、左手には大島が、さらに近く大きく見える。

新島、三宅島、御蔵島

目の前に横たわっている島は、同じく伊豆諸島の新島である。
背後にうっすらと見えている島は、なんと、三宅島。
僕は、伊豆半島から三宅島が肉眼で望めるとは知らなかった。
もっとも、明治期には、南伊豆はもちろんのこと、焼津や清水の漁師たちが、カツオを求めて、六丁櫓の和船を三宅島近くの大原野島まで、漕ぎ出していた。
ある時代小説を書くために、調べていて大変に驚いた記憶がある。 右隣には、御蔵島の島影も浮かんでいる。

浜辺に憩う人々

白砂の美しい浜辺には、憩いを求めて、多くの人々がたたずんでいた。
一月いっぱいは、観光協会主催の「水仙まつり」も開催されている。
晴れた日曜日などに、カメラ片手にふらりと出かけるのに、おすすめの土地である。


ある日の海3 「波に襲わる」

波飛沫

ちょっとしつこいかもしれないが、南伊豆の海の写真である。
遊歩道から入江にレンズを向けていたら、風に巻き上げられた波に襲われた瞬間の写真である。
カメラも僕も、しこたま塩水を被った……。
驚いてシャッターを切ってので、とうぜん、写りはよくない。


ある日の海2 「春嵐」

入間海岸の波しぶき

冬の西南伊豆地方の季節風は、恐ろしいほど強い。
南伊豆町にある入間の千畳敷へ出かけたときの想い出だ。

1月の初め、カメラ片手の小説の取材旅行だった。 岬へと続く遊歩道の途上、数十メートルの標高差を持つ坂道の中ほどでのこと、いきなりコップから水を浴びせられたように、顔に水しぶきがかかった。
あわてて、回りを見渡したが、むろん、誰もいない。
しばらく呆然と突っ立っていた僕の、今度は頭から水しぶきが降りかかった。
なんと、海面から巻き上げられた海水が強風に乗って、海抜十数メートルの位置にいた僕の身体を襲ったのである。
今日の一枚をご覧頂ければ、僕の話が誇張でないことがおわかりいただけると思う。
あまり写りはよくないが、遊歩道の出発地点付近で撮影した一枚である。
写真の中央付近、白い靄のように写っているのが、海面から巻き上げられた海水である。
左の防波堤やボートの大きさから推察しても、十数メートルの高さに達していることがわかる。
このような自然現象を何と呼ぶのかは知らない。
だが、強風にいきなり襲われた驚きと頬に当たった潮水の感触は、今も鮮やかに記憶に残っている。


ある日の海1 「静寂の波濤」

南伊豆の海

季節に似合う空の写真が少なくなってきたので、「ある日の空」はしばしお休み。
空の写真を撮るのも好きだが、海の写真も好きである。
しばらく、海の写真をアップしてみようと思う。
今回の写真は南伊豆町の冬の海。
一見のどかなようにも見えるが、実はかなりの強風が吹いている。
波の模様や、海面に映り込んだ雲の影に、西南伊豆地方特有の冬の西風が現れている。


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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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