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★★井口由美子さまに素晴らしい書評を頂きました!★★

『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』


世界唯一の月間フラメンコ専門誌「パセオ」執筆陣の井口由美子さまに『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』(幻冬舎文庫)の素晴らしい書評を頂きました。
「パセオ」8月号にご掲載頂けるとのことですが、井口さまのお許しを頂いて転載致しました。皆さまにぜひお読み頂きたいです。


――鳴神響一さんの小説、『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』読みました。パガニーニの名曲「カプリース」の狂おしい旋律を感じながら没頭してしまいました。
感想を書かせていただきました。
~~~~~~~~~~~~~~~

300ページ強があっという間だった。
本誌で大人気の小説『祝祭のアレグリアス』連載中の鳴神響一さん、6月の新刊『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』。桜子シリーズ第二弾は格調高い音楽ミステリーだ。  ヴァイオリンの恩師がコンサート中に毒殺され、悲嘆にくれる桜子に、容疑者となった男の弁護依頼が舞い込む。冤罪かもしれない、けれど真犯人であったとしたら私情を捨てて弁護する覚悟が自分にはあるだろうか? そんな葛藤を抱えながらも、それでも真実を追求することこそが大好きだった恩師への何よりの追悼とわが身に命じ、事件に挑んでいく桜子。その折れそうで折れない芯の強さに導かれページをめくる手が止まらなくなる。

鳴神さんの筆運びはいつも読みやすい。それは事実をシンプルに且つ丹念に積み重ねていくからだ。だから小説の情景が映像のように脳裏に浮かぶ。そして一方で、その手法により、あらゆる知識がすらすらと頭に入って来て、読み終わる頃には物語に関わる難しい専門分野への理解と興味が深まっている。法律用語しかりクラッシック音楽しかり毒物パリトキシンしかり。難解な用語をさりげなくかみ砕く手腕に驚かされる。博識だからこそ偏らない。この充実した読み応えも人気の理由のひとつだろう。

たとえば前半では拘留された被疑者に桜子が接見するシーンが詳しく描かれる。取り調べの制度や黙秘権をはじめとする被疑者の権利などがごく自然な流れで解説されていく。思わずグイと引き込まれ、もし自分が逮捕されたら、などといつのまにか思い描いてしまうのだ。

読み終えてさらに「鳴神小説」がやめられない理由に気づく。元華族の家系に生まれた深窓の令嬢桜子の美しさは表面だけのものではない。他者を思いやる知性を持ち、人が幸せになる音楽を愛し、疑われる孤独を知り、信念のためにクールな決断をくだす、そんな内面の深い美しさを秘める。リアルを積み重ねながら、現代において見失いがちな誰もが憧れる理想を描き切るところに、鳴神響一さんの真骨頂がある。
(この感想はパセオ8月号に掲載です)――


本作への深いご理解と、鳴神作品へのありがたいご評価に感激しております。
井口さま、心より感謝申しあげます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。

    

夏色の潮風が吹いていた。

夕空_2020.7.4


バスを降りたら、夏色の潮風が吹いていた。

今日は感謝の午後でした。
土曜日にもかかわらず貴重なお時間をありがとうございました。



[One Summer's Day"]

"One Summer's Day"

幻聴は、久石譲で"One Summer's Day"(公式)
「千と千尋の神隠し」から「あの夏へ」です。

Canon PowerShot G9 X

昨日は横浜で打合せでした。

横浜のカフェ


昨日は横浜でご担当編集さまと打合せでした。
素晴らしいご指導を頂くことができ、新しい物語作りに向けて胸が弾んでおります。
できるだけ早い時期に皆さまへのお手元にお届けしたいと願っております。
ご担当さま、貴重なお時間をありがとうございました。
とってもいいお天気でした。久しぶりに横浜まで電車に乗りました。
カメラを忘れたので、前回の打合せの時に撮った一枚。



["Makeba"]

"Makeba"

幻聴は、ジェイン(Jain)で"Makeba"(公式)
フランスで人気のシンガーソングライター。
ママ・アフリカことミリアム・マケバの名を連呼するこの"Makeba"は第60回グラミー賞で「最優秀ミュージック・ビデオ賞」にノミネートされました。
前回ご紹介した"Come"と並んで一億回を超える再生回数です。

Canon PowerShot G9 X

★谷津矢車先生に新刊のご感想を頂きました★

江の島_2020.6.20


鋭い視点で歴史を見つめ、闊達に描き続ける歴史時代小説界の若手ホープ、谷津矢車先生。(僕より先輩作家でいらっしゃいます)
ツイッターに谷津先生が『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』(幻冬舎文庫)の素敵なご感想をご投稿下さいました。
谷津先生のお許しを頂いてこちらに転載致します。 皆さまにも、ぜひ、お読み頂きたいです。


――『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』(鳴神響一 幻冬舎文庫) 読了。田園調布の令嬢にして正義の心を宿す弁護士一色桜子の次なる刑事担当事件は殺人事件の容疑者の弁護活動。しかし、この事件の被害者は、桜子のバイオリンの恩師で……?
この著者さんは歴史小説から現代小説まで幅広く活躍なさっておられますが(代表作は『真田夏希』シリーズ)、この著者さんの核の一つは「サスペンス」であろうと思います。実際に、代表作である『真田夏希』シリーズはそのサスペンス的なドラマ作りが際立っていますし、本作もまたサスペンスの系譜に連なる作品でありましょう。
この著者さん作品の特徴の一つに「リアリズム志向」があります。「令嬢弁護士」(旧華族の一族で今もセレブの弁護士)という設定、いくらでもキャラクター化できるはずですが、著者さんはキャラクター化を拒否し、地に足ついた登場人物としての像を与えています。(この話、どっちがいい悪いではなくて、あくまで「特徴」です)
そして、いい意味で夏希の体当たり感が楽しい『真田夏希』シリーズと一線を画した、桜子のどこか超然とした感じ、正義に対する責任感から醸される令嬢感が本シリーズの魅力。
扱う事件も令嬢弁護士にふさわしいクラシック音楽絡み。『真田夏希』でできないことをやっておられる感もあり、そこもいいなあと。
シリーズは著者さんの工夫と読者さんの支持、その二者の共犯によって育つものだと思います。一読者として大きく育ってほしいシリーズ。――

谷津先生、本当にありがとうございます。
お言葉の通り、サスペンスは僕の核のひとつだと思っています。
また、物語を創ってゆく際には、どうしてもリアリズムを追求してしまいます。
桜子や夏希たちに実在してほしいと願っているのかもしれません。
そんな物語世界を気に入って下さる読者さまとの、まさに「共犯」関係を築ければと願っております。
今後とも鳴神作品をどうぞよろしくお願い申しあげます。

★谷津先生の『廉太郎ノオト』(中央公論新社)が第66回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校の部)に選ばれました!

写真は土曜日の江の島です。

Pentax K-1 + TAMRON SP AF70-200mm F2.8

★★産経新聞に書評を書きました★★

産経新聞_2020.6.21


本日、6月21日の産経新聞朝刊に今村翔吾さんの『じんかん』(講談社)の書評を書きました。
松永久秀を描いた第163回(2020年上半期)直木賞の候補作品です。
産経新聞から書評のご依頼を頂いて、この作品を読み始めたのは五月です。
発表を知ってとても嬉しく思いました。
初めて書きましたが、書評は難しいですね。

★こちらからデジタル版がお読み頂けます。
ご一読頂ければ嬉しいです。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し、『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。
同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞しました。
フラメンコファンです。

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