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カテゴリー「作品・お仕事」の検索結果は以下のとおりです。

☆☆今日は「風巻」の日です☆☆


『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』


明治7年(1874年)3月20日に南伊豆の入間村の沖で、フランス船籍のニール号が沈没し、明治時代最大級の海難事故となりました。


『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』(早川書房)は、この海難事故を舞台とした作品です。
残された史料が少なく、ネットにも誤った記述が散見されます。
集められるだけの資料を集めて調べた上で、本作では大胆な物語設定をしてみました。


入間1


写真は冬場の入間で撮ったもの。
冬から春にかけての西南伊豆地方は、嵐でなくともこんなすごい風が吹き荒れます。
十数メートルの崖の上でこの状況です。


入間2


海面から巻き上げられた海水が強風に乗って、海抜十数メートルの位置にいた僕に襲いかかりました。
左手の堤防や漁船と比べると、波がどこまで巻き上げられているか、おわかり頂けると思います。
本作を書こうと思った瞬間でした。


入間3


揺れ動いていた明治初頭の伊豆国(当時は足柄県でした)。
漁村で生きる人々を襲った「風巻」を、若き漁夫の達吉と一緒にご体験頂ければと願っております。



["『海』(La mer)"]

"『海』(La mer)"

幻聴は、ドビュッシー(Debussy)作曲の交響詩『海』(La mer)(公式)
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvia)指揮、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の演奏です。

OLYMPUS C-5060

☆☆秋田でご紹介頂けました!☆☆

『斗星、北天にあり 出羽の武将 安東愛季』


秋田魁新報さんが発行するタブロイド紙「mari mari」で『斗星、北天にあり 出羽の武将 安東愛季』を書影入りでご紹介頂きました。

ジュンク堂書店秋田店のスタッフさまがお書き下さいました。
秋田でご紹介頂けましたこと、大変に嬉しく思っております。 心より感謝申しあげます。

よりたくさんの皆さまに安東愛季と出会って頂きたいです。
秋田店さま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

☆☆時代小説SHOWでご紹介頂きました!☆☆


『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』


人気ブログ「時代小説SHOW」で、文芸評論家の理流先生に『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』(早川書房)をご紹介頂きました。
こちらのブログ記事、皆さまにもぜひお読み頂きたいです。

――若き漁師達吉は命をかけて異人を助ける、ニール号沈没異聞

「荒れる海での息詰まるような遭難者の救出回収のシーンにハラハラドキドキが止まりません」とのお言葉、とても大変に嬉しく光栄です。

理流先生は、たくさんの雑誌で時代小説の解説や書評をお書きになるなどのご活躍をなさっています。
いつも拙作にあたたかいご感想を頂戴し、本当にありがたく、心より感謝しております。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。

『風巻 伊豆春嵐譜』本日刊行です!


『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』


『風巻(しまき) 伊豆春嵐譜』(早川書房)本日刊行です。
明治7年春の彼岸、南伊豆で起きたニール号沈没事件の蔭で心を通わせた人々の姿を描く、鳴神渾身の歴史小説。本日3月17日単行本で登場です。

【物語】
――明治7年、伊豆入間村。村の漁師・達吉は嵐の海から異人を救った。匿えばお咎めを受けると承知しながら、達吉は彼を助けることを決意する。異国と日本がまだ分断された時代、心触れ合わせた人々の清廉な姿。〈ニール号沈没〉の史実から紡がれた渾身の歴史小説。(早川書房内容紹介より)

・装画:もの久保
・ISBN:9784152100108

伊豆が大好きです。数え切れないほど伊豆には足を運びました。
若い頃は先輩のヨットに乗せて頂いて、伊豆の海に親しんでもいました。
ずっと以前から書きたかった伊豆の海の物語です。
一週間の取材をもとにリアルで克明な描写を試みました。
お手にとって頂ければ嬉しいです。


["『海』(La mer)"]

"『海』(La mer)"

幻聴は、ドビュッシー(Debussy)作曲の交響詩『海』(La mer)(公式)
パーヴォ・ヤルヴィ(Paavo Järvia)指揮、hr交響楽団(フランクフルト放送交響楽団)の演奏です。

☆☆時代小説SHOWさまにご紹介頂きました!☆☆


おんな与力 花房英之介 【一】


人気ブログ「時代小説SHOW」で、文芸評論家の理流先生に『おんな与力 花房英之介 【一】』(双葉文庫)をご紹介頂きました。

【新米与力は十八歳の乙女!? 双子の兄に変わり、痛快裁き】

本当にありがたく、心より感謝しております。
こちらのブログ記事、皆さまにもぜひお読み頂きたいです。
理流先生は、たくさんの雑誌で時代小説の解説や書評をお書きになるなどのご活躍をなさっています。
いつも拙作にあたたかいお言葉を頂戴し、深く御礼申しあげます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申しあげます。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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