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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

ある日の空36 「防氷堤のある風景」

沙留の海

オホーツク海の夏が好きだ。
晴れ渡った空の下に輝く、透明なオホーツクブルーは素晴らしい。
だが、この写真のように、8月の終わりなのに秋を予感させるオホーツクも悪くない


写真の右下にある木柵に似たものは防氷堤である。
流氷が押し寄せて、海岸付近の施設を破壊するのを防ぐ、厳しい冬を思わせる施設である。
防氷堤の上に一列に並んでいる黒い鳥はウミウである。
中景の漁船はこの地方でよく見る形で、おそらくホタテガイ漁の作業をしているものと思う。
この地方のホタテは日本一だと思うが、その話は長くなるので、またの機会に。
全国で一番、開設期間が短いという沙留海水浴場で撮影したもの。

ブログを見てくれている知人から、どんなカメラを使っているのかと聞かれた。
僕は風景写真を趣味で撮り始めた頃から、ペンタックスとフジの中判カメラで撮ってきた。
一眼レフのデジカメは、ペンタックスのK-10DK-7K-5と三代の中級機を使い続けてきた。
調べてみたら、ほとんどの写真は初代のK-10Dによるものだった。
それだけ、最近は出かける機会が少ないということで、何とも淋しい限りだ。


K-5は素晴らしいカメラだが、K-10DのCCDによる色合いも捨てがたいものだ。
昨日、K-5のマイナーチェンジモデルのK-5ⅡとK-5ⅡSが発表された。
AFや液晶など、より完成度が高くなっているようだし、K-5ⅡSという、ローパスフィルターレスモデルが出たのは驚きだ。
来月中旬の発売だが、今回は我慢するつもり……。

カメラに興味のない人には、意味のない記事になってしまった。
ごめんなさい。


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Author

第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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