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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

昨夜は茅ヶ崎で茅ヶ崎でフラメンコライブでした!

ソレア


一部の「ソレア」


昨夜は茅ヶ崎のスペイン料理店「PATIO」(パティオ)さんで、ふたたびフラメンコライブでした!

ギタリストの石井奏碧(かなお)さん、カンテ&ギターの須田隆久さんが三月に引き続き、ふたたび茅ヶ崎に来て下さいました。

卓抜した技術と繊細なセンスを併せ持つギタリストの石井さんとは、十年以上のおつきあいです。茅ヶ崎や藤沢で演奏をお願いしたこともあります。

須田さんのステージにも何度か伺っており、その理知的で多彩なお力にいつも驚いております。須田さんは薩摩琵琶の名手でもあるのです。

アレグリアス


二部の「アレグリアス」

そして、また新しいバイラオーラを知ることができました。
期待の若手、蓑毛はるかさんです。

冒頭の「セビジャーナス」、一部の「ソレア」、二部の「アレグリアス」とも、みなぎる若いパワーを炸裂させて踊られました。
サパテアード(足拍子)も迫力抜群。
須田さんいわく「コンパネを割りかねない力強さ」
それでいて、あふれる力をしっかり抑制する力もお持ちだと感じました。

2018.525茅ヶ崎ライブ


左から石井奏碧さん、鳴神、蓑毛はるかさん、須田隆久さん (蓑毛はるかさんご提供)

石井さんの「グラナイーナ」「ルンバ」「グアヒーラ」のソロ。
いつもながら、磨き抜かれた技術と卓越した音楽性が輝いて本当に素敵でした。「グアヒーラ」のとろけるような音色にはうっとりしました。

須田さんの恒例、12拍子フラメンコポップスの「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」「イエスタデイ」も楽しかったです。

「マラゲーニャ」からフィン・デ・フィエスタ(終演)へと続く頃には、会場は盛り上がりまくっていました。

アルティスタの皆さま、またぜひ茅ヶ崎へお越し下さい。
PATIOが湘南地区「フラメンコ台風の目」となることを強く願っております。



["Seguiriya"]

"Seguiriya"

石井奏碧さんが弾く「シギリージャ」(抜粋)(バイレ永田健さんの動画)

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

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Author

第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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