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カテゴリー「フラメンコほかライブなど」の検索結果は以下のとおりです。

スパニッシュ・コネクションのライブに伺いました!

伊藤芳輝さん、箭島裕治さんとともに

伊藤芳輝さん、箭島裕治さんとともに


昨日はスパニッシュ・コネクションのライブに伺いました!

――インドから東欧を経てスペインのアンダルシアへと至るジプシーの道筋を、そこで生まれたフラメンコ・ギター、ヴァイオリン、タブラといった楽器と共に音楽で旅する――(公式サイトより引用)

平松加奈さん、吉見征樹さんとともに

平松加奈さん、吉見征樹さんとともに


"Spanish Connection with 箭島裕治@平塚SANTANA" 伊藤義輝さん(ギター)、平松加奈さん(ヴァイオリン)、吉見征樹さん(タブラ)の三人のヴァーチュオーゾが作り出す、スパコネだけが生み出せる素晴らしい音楽の旅。

平松加奈さんとのツーショット

平松加奈さんとのツーショット

僕は十年以上前からの大ファンです。
平塚サンタナでは久しぶりのスパコネ・ライブでしたので、エントランスを潜るときからもうワクワクでした。
会場にはたくさんのスパコネファンがつめかけました。同じテーブルの方とお話しできましたが、三人の女性は大坂からお見えでした。

ステージの伊藤芳輝さん

ステージの伊藤芳輝さん


会場を埋めた皆さまの熱い思いに包まれて「星のフラメンコ」から始まったライブは、ルンバのリズムに乗った「禁じられた遊び」、そして僕の大好きな伊藤さんのオリジナル曲「いとしくもせつなく」へと続きます。
伊藤さんの力強く繊細なギターに率いられ、加奈さんのパトスあふれるヴァイオリン、吉見さんの洒脱なタブラ……名人たちの綾なすハーモニーは、やっぱり最高です!
昨夜はゲスト・ベーシストの箭島裕治さんが、よく歌うベースでしっかりと支えていらっしゃいました。
豊穣でリリカルでエキゾチックな音の渦に包まれて、本当に幸せな時間が続きました。

ステージの平松加奈さん

ステージの平松加奈さん


伊藤さんの卓抜のアレンジによる「イパネマの娘」から始まった第二部は、さらに素敵でした。
四人の息がピッタリ合って、次々に繰り出される素晴らしい音楽を聴く喜びに、僕の身体は震え続けました。

ステージの吉見征樹さん

ステージの吉見征樹さん


二部では、スパニッシュコネクションの皆さまがすべての音楽をご担当なさったNHK人形劇「新三銃士」のテーマと、同作から「アトスのファルーカ」も演奏してくださいました。
昨夜の贅沢なライブは、アンコールの「リベル・タンゴ」で大興奮のうちに幕を閉じました。

ステージの箭島裕治さん

ステージの箭島裕治さん


スパニッシュ・コネクションの皆さま、お疲れのところ、お話し頂いたり、お写真を撮らせて下さったりして恐縮でした。本当にありがとうございました。 また、必ずライブに伺います!


["LIBERTANGO-Spanish Connection"]

"LIBERTANGO-Spanish Connection"

スパニッシュコネクションの「リベルタンゴ」……僕の大好きな曲です。

Canon PowerShot G9x

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

今枝友加さん主催のフラメンコライブに行ってきました!

新宿駅0823


一昨日は西日暮里のタブラオ「アルハムブラ」で開かれました今枝友加さん主催のフラメンコライブ"一夜限りのFunky Night"に行ってきました!

楽しかった! 幕開けはカンテの井上泉さんの小芝居に笑いまくり。お上手なんですこれが。会 フラメンコのステージでは、あまり出会ったことのない素敵な演出でした。
続いて奥本めぐみさんのカンテソロ(マラゲーニャ)

そして、三人のバイレ、今枝友加さん(ティエント)、島崎リノさん(アレグリアス)、篠田三枝さん(ソレア)が次々に登場です。
最高のバイレたちの入魂のステージ。息を呑むほど素晴らしいフラメンコを楽しむことができました。

二部は井上泉さんのMC入りカンテ・ソロ(ファンダンゴ)から開幕です。
今枝友加さん(アレグリアス)、島崎リノさん(タラント)と続きます。大トリ、篠田三枝さんのグアヒーラでは、井上泉さんも歌いながらステージに登場。
満席の会場は、幕開けからフィン・デ・フィエスタ(終演)まで、めちゃくちゃ盛り上がり続けました。
ダブル・ギター、ダブル・カンテという豪華布陣のミュージシャンの皆さまも、すごくよかったです。

もうねぇ。こんなステージが観られるなんて、生きててよかったと思っています。いや、ほんと。
写真を撮れなかったのが、なんとも残念です。

★ご出演の皆さま(敬称略)

・こうずゆうじ(G)
・柴田亮太郎(G)
・井上泉(C)
・奥本めぐみ(C)
・今枝友加(B)
・篠田三枝(B)
・島崎リノ(B)

ご出演者の皆さま、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。
遠からぬ日にまた必ずステージに伺いますね!


["今枝友加 『Vamos』"]

"今枝友加 『Vamos』"(ソニア・ジョーンズ公式)


一昨日はバイレとしてのご出演でしたが、今枝友加さんはカンテとしても一流なのです。

一昨日と昨日は、新作について、それぞれ二社の編集者さまとの打ち合わせもありました。編集者の皆さま、お忙しいところ、貴重なお時間を頂戴し、ありがとうございました。

そんなわけで、(どんなわけだ)今回は、くわしいレポートが書けずにごめんなさい。
写真は昨夜の京王新宿駅前です。

宮川静代さん企画のガルロチライブに行ってきました!

7.22-01

宮川静代さんと


昨日は新宿ガルロチで開かれました宮川静代さん企画の"El concierto de ocho tacones"に行って参りました。

オープニングは"ラ・タララ"
恥ずかしながら、僕は初めて観た曲種です。スペインではとても有名な歌だそうですね。
さわやかな白の衣装で揃えた四人のバイレ全員が、さわやかな白の衣装で揃えた四人のバイレ全員が、調和のきれいな群舞を見せて下さいました。とてもカッコよく、粋な踊りでした!

二番手はAlberto Lópezさんのギターソロ。バッキングではアタックのつよい彼のギターが、ソロではとても繊細なハーモニーを響かせます。
続いて、佐藤理恵さんの清澄な雰囲気の「アレグリアス」が舞台に華やぎを作りました。
一部の締めくくりは篠田三枝さんの「ソレア」でした。三枝さんのソレアを何度か拝見していますが、昨日のステージは圧巻でした。いままでいちばん好きかもしれません。

7.22-02

篠田三枝さん
お疲れのところ、いつもポーズをとって下さって本当にありがとうございます。

二部は塚原利香子さんの「マルティネーテ」から幕開けです。難しい曲種だと思いますが、さらりと洒脱に踊りこなしていらっしゃいました。
大トリは宮川静代さんの「ソレア・ポル・ブレリア」です。のびやかで美しく、深い情感を巧みに表現なさっていました。心の豊かさを感じさせるアイレを放つ、大トリにふさわしい素晴らしい踊りでした。

ラストは、「タラント・イ・タンゴス」
カンテとギターがちょっと荘厳な雰囲気を作り、その後バイレが登場しました。四人の個性が活かされていて、猛暑を吹き飛ばすよう活気にあふれた終演でした。

7.22-03

篠田三枝さんと

カンテのAntonio Fernándezさん 、May Fernándezさん。お二人と技術もさることながら、とても温かく心に染み入るような歌声が素敵でした。
宮川さん、ご出演者の皆さま、素晴らしい時間をありがとうございました。

★出演者の皆さま(敬称略)
・塚原利香子、篠田三枝、佐藤理恵、宮川静代(バイレ)
・Antonio Fernández 、May Fernández(カンテ)
・Alberto López(ギター)

当日のステージの写真などは、宮川さんのブログをぜひご覧下さい。あの熱気が伝わってきます。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

昨日はアルハムブラのライブに行ってきました!

アルハムブラ1

今枝友加さんを囲んで


昨夜は、西日暮里の老舗タブラオ「アルハムブラ」で開催された"アルハムブラライブ♪con ROBERTO 2017.7.5"に行って参りました。
瓜谷茜エヴァさん、瓜谷アウロラさんとご一緒できました。

アルハムブラ2

島崎リノさんを囲んで

¡Ole! ¡Guapa!
バイレ全員の華やかな「ロンデーニャ」でスタートした第一部。
篠田三枝さんの、躍動感あふれる、太陽みたいに明るい(エヴァさんのお言葉)「アレグリアス」へと続きます。篠田さんの輝く魅力が最大限に発揮されているアレグリでした。
盛り上がった一部のステージは、昨夜のライブの企画をなさった福山奈穂美さんの重厚感あふれる表情豊かな「ソレア」がトリを飾りました。

アルハムブラ3

篠田三枝さんと瓜谷茜エヴァさん

二部は、ロベルト・ロレンテさんのカンテソロから始まりました。力強く叙情的な「シギリージャ」がステージに響き渡ります。
ステージをところ狭しと踊る島崎リノさんの「タラント」では、超絶のサパテアード(足技)が光ります。情熱的でパワフルな素敵なタラントでした。
今枝友加さんの「ソレア・ポル・ブレリア」では、激しく深い情念を、卓越した技巧で、実に洗練されたスタイルで表現なさっていました。大トリにふさわしい堂々たるソレポルでした。

アルハムブラ4

篠田三枝さんと瓜谷アウロラさん

旬の実力派の皆さまのステージだけに、開幕からフィン・デ・フィエスタ(終演)まで、豊かなアルテ(芸術性)と緊張感いっぱいの凄いステージでした。

アルハムブラ5

篠田三枝さんと鳴神
篠田さん、お疲れのところ、何回もポーズをとって頂き、ありがとうございました。

¡Buen artista!
マドリードからのスペシャル・ゲスト、ロベルト・ロレンテさんのカンテは初体験でしたが、すごいです! 豊かな表現力を持つ素晴らしい歌声でした。
長谷川暖さんの安定感のあるギターも、激しくエモーショナルな音色を響かせていました。

アルハムブラ6

ロベルト・ロレンテさんと鳴神

皆さま、いつまでも心に残る素晴らしい時間を過ごさせて頂きましたこと、篤く御礼申し上げます。
お疲れのところ、一緒に写真に写って下さってありがとうございました。

★出演者の皆さま(敬称略)
・今枝友加、篠田三枝、島崎リノ、福山奈穂美(B)
・Roberto Lorente(C)
・長谷川暖(G)


["今枝友加「iREMA!」"]

今枝友加「iREMA!」

今枝友加さんのフラメンコ・ドキュメンタリーです。
動画には、篠田三枝さん、島崎リノさん、福山奈穂美さん、長谷川暖さんも登場します。
ほかにも、僕の大好きなアルティスタたちが勢揃いしています。

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土曜日は「百人一首コンサート」に行ってきました。

出演者の皆さま


左からエレナ・ガジェゴ先生、ドゥルセ・カバィエロさま、中根美枝さま


3日の土曜日には、目黒のラテン文化サロン"Café y Libros"で開かれた「百人一首コンサート」に行って参りました。

すごい企画です。
小倉百人一首をスペイン語で翻訳し、音楽に乗せて詠ってしまおうというテーマ。さらに日本語で歌うというとてもユニークなコンサートです。
百人一首をスペイン語で語ることや音楽に乗せることは、かなり難しい課題だろうと勝手に思い込んでおりました。
ところが、土曜日のステージでは、その課題を見事にクリアなさって、エンターテイメント性の高い楽しい空間が作り出されていました。
会場を埋めたおよそ60名のお客さまは、皆さまステージを楽しんでいらっしゃいました。

出演者の皆さま


表現力豊かに詠うエレナ・ガジェゴ先生

エレナ・ガジェゴ先生のスペイン語の美しさには、うっとりしました。
中根美枝さまの歌声も素敵でした。たくさんのジャンルの音楽を融合なさったオリジナル曲の数々もとてもよかったです。

一部は四季の歌を八首。エレナ先生が日本語+現代語訳とスペイン語で朗読。その後に、中根さまがピアノで弾き語りをするスタイル。
二部は男女の歌を十首。ケージさまが影アナとして日本語で歌意をナレーション、続けてドゥルセ・カバイェロさまがスペイン語でナレーション、その後は一部と同じような構成です。
二部からご出演なさったお二人の演技力もなかなかでした。
とても素敵で有意義な時間を過ごすことができました。
皆さま本当にありがとうございました。
次回のコンサート開催の折にも、ぜひ伺いたいです。


★エレナ・ガジェゴ先生
マドリード・コンプルテンセ大学、京都大学で学び、セビージャ大学で比較文学と翻訳論の博士号を取得。
エレナ・ガジェゴ先生は、武者小路実篤『友情』、森鴎外『高瀬舟』『山椒大夫』、宮澤賢治『注文の多い料理店』などの日本文学を多数、スペイン語に翻訳なさっています。
また、上智大学外国語学部の准教授として教鞭もお取りになっていらっしゃいます。

今月の19日の桜桃忌には、太宰治の短編五点をスペイン語対訳なさった短編集をご刊行の予定です。後日ご紹介します。

★中根美枝さま
すべての作曲と、ピアノ演奏と歌をご担当なさったのは、作曲家・ピアニストの中根美枝さま。
国際芸術家連盟主催のクラシックコンサートを中心に活動なさった後、現在は市民コンサート「リハコン音楽事務所」を主宰なさっています。また、2007年にはアルバム「百人一首Ⅰ」をリリースなさるなど、音楽とともに百人一首を歌う活動を続けていらっしゃいます。

★ドゥルセ・カバィエロさま
二部のナレーションをご担当なさいました。メキシコモンテーレ市生まれ。2011年に来日。上智大学大学院修士課程を修了して後は、東京・横浜でスペイン語を教えていらっしゃいます。

★ケージさま
構成・演出と日本語ナレーションの影アナを担当なさいました。リハコン音楽事務所のスタッフさんです。

★伊藤昌輝先生
百人一首をスペイン語に翻訳されたのは、前駐ホンジュラス大使、前駐ベネズエラ大使でいらっしゃる伊藤昌輝先生です。当日もステージでごあいさつなさいました。

★『スペイン語で詠う小倉百人一首』
昨年ご刊行となった伊藤先生とエレナ先生の共著『スペイン語で詠う小倉百人一首』(大盛堂書房)
当日僕も購入させて頂きました。エレナ先生の朗読CDつきです。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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