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土曜日は「百人一首コンサート」に行ってきました。

出演者の皆さま


左からエレナ・ガジェゴ先生、ドゥルセ・カバィエロさま、中根美枝さま


3日の土曜日には、目黒のラテン文化サロン"Café y Libros"で開かれた「百人一首コンサート」に行って参りました。

すごい企画です。
小倉百人一首をスペイン語で翻訳し、音楽に乗せて詠ってしまおうというテーマ。さらに日本語で歌うというとてもユニークなコンサートです。
百人一首をスペイン語で語ることや音楽に乗せることは、かなり難しい課題だろうと勝手に思い込んでおりました。
ところが、土曜日のステージでは、その課題を見事にクリアなさって、エンターテイメント性の高い楽しい空間が作り出されていました。
会場を埋めたおよそ60名のお客さまは、皆さまステージを楽しんでいらっしゃいました。

出演者の皆さま


表現力豊かに詠うエレナ・ガジェゴ先生

エレナ・ガジェゴ先生のスペイン語の美しさには、うっとりしました。
中根美枝さまの歌声も素敵でした。たくさんのジャンルの音楽を融合なさったオリジナル曲の数々もとてもよかったです。

一部は四季の歌を八首。エレナ先生が日本語+現代語訳とスペイン語で朗読。その後に、中根さまがピアノで弾き語りをするスタイル。
二部は男女の歌を十首。ケージさまが影アナとして日本語で歌意をナレーション、続けてドゥルセ・カバイェロさまがスペイン語でナレーション、その後は一部と同じような構成です。
二部からご出演なさったお二人の演技力もなかなかでした。
とても素敵で有意義な時間を過ごすことができました。
皆さま本当にありがとうございました。
次回のコンサート開催の折にも、ぜひ伺いたいです。


★エレナ・ガジェゴ先生
マドリード・コンプルテンセ大学、京都大学で学び、セビージャ大学で比較文学と翻訳論の博士号を取得。
エレナ・ガジェゴ先生は、武者小路実篤『友情』、森鴎外『高瀬舟』『山椒大夫』、宮澤賢治『注文の多い料理店』などの日本文学を多数、スペイン語に翻訳なさっています。
また、上智大学外国語学部の准教授として教鞭もお取りになっていらっしゃいます。

今月の19日の桜桃忌には、太宰治の短編五点をスペイン語対訳なさった短編集をご刊行の予定です。後日ご紹介します。

★中根美枝さま
すべての作曲と、ピアノ演奏と歌をご担当なさったのは、作曲家・ピアニストの中根美枝さま。
国際芸術家連盟主催のクラシックコンサートを中心に活動なさった後、現在は市民コンサート「リハコン音楽事務所」を主宰なさっています。また、2007年にはアルバム「百人一首Ⅰ」をリリースなさるなど、音楽とともに百人一首を歌う活動を続けていらっしゃいます。

★ドゥルセ・カバィエロさま
二部のナレーションをご担当なさいました。メキシコモンテーレ市生まれ。2011年に来日。上智大学大学院修士課程を修了して後は、東京・横浜でスペイン語を教えていらっしゃいます。

★ケージさま
構成・演出と日本語ナレーションの影アナを担当なさいました。リハコン音楽事務所のスタッフさんです。

★伊藤昌輝先生
百人一首をスペイン語に翻訳されたのは、前駐ホンジュラス大使、前駐ベネズエラ大使でいらっしゃる伊藤昌輝先生です。当日もステージでごあいさつなさいました。

★『スペイン語で詠う小倉百人一首』
昨年ご刊行となった伊藤先生とエレナ先生の共著『スペイン語で詠う小倉百人一首』(大盛堂書房)
当日僕も購入させて頂きました。エレナ先生の朗読CDつきです。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

ADESSO+の東京公演に行って参りました!

ADESSO+1


昨夜は北千住シアター1010で開催されたADESSO+JapanTour2017の東京公演に行って参りました。

たくさんのオペラや劇団四季の客演ソリストを初め、クラッシック・クロスオーバーの世界で幅広くご活躍なさっているケン・カタヤマさんと、スペインから来日中のホセ・アントニオ・モレスさん、ヴィクトル・ディアスさん。
昨年の七月、月島スペインクラブのライブでその素晴らしい歌声に魅了された三大テノールです。

 

豊かで色気ある歌声のカタヤマさんの歌声をもっと聴きたくて、九月にはヒルトン東京で開かれたケン・カタヤマさんのバースデイ・ライブにもお邪魔しました。

ADESSO+2


昨夜は、たくさんのバック陣を迎えての、大変に豪華なコンサートでした。
ケン・カタヤマさんを中心に、オペラのソリストとしてご活躍でパバロッティ賞にも輝く正統派テノールのホセ・アントニオ・モレスさん、スペインの人気ミュージカル・スターであるヴィクトル・ディアスさん。
三人の個性がとてもよく活かされていて、三人三様の圧倒的な表現力と超絶の技巧を持つ歌声に酔いしれ続けました。
700人の会場全体が何度も何度も陶酔のうずに包まれるドラマチックな二時間半のコンサートでした。

ADESSO+3


ゲストの劉玉英さん、山田姉妹の歌声も素敵でした。
バックミュージャンの皆さまも実力派揃いで、さらに第二部では奥村伸樹さん指揮のオーケストラの伴奏が入って、とてもゴージャスな雰囲気でした。
また、ステージを支える音響・照明・舞台監督などの皆さまのお力も素晴らしかったです。

第一部はイタリアの名曲を中心にメジャーなナンバーが並び、幕開けの『IL CANTO』からどんどん引き込まれていきました。
ケン・カタヤマさんの『THE IMPOSSIBLE DREAM』(見果てぬ夢)は、ご存じ『ラ・マンチャの男』をテーマにしたナンバー。
カタヤマさんのちょっと甘くて豊かな叙情性を持つ歌声の魅力が余すところなく発揮されていました。
三人で歌う『CON TE PARTIRO』から『MY WAY』と続いた第一部のエンディングは、最高の盛り上がりを見せていました。


「祈り」

ケン・カタヤマさんの『祈り』(公式動画)

ゲストの歌姫たちのやさしくつややかな歌声で始まった第二部。
引き続く「ジャパネスク・クロスオーバー」と題した四曲はまさに圧巻でした。すべてカタヤマさんのオリジナル曲です。
スペインと日本の文化の音楽を通じた融合の世界――『天地人組曲』『幻想花』『最上川舟歌』、そして『祈り』が会場にもたらした感動は、本当に大きなものでした。
これからの日本のクラシック方向性のひとつをはっきりと示唆するステージだ。そう、僕には感じられました。


「山猫」

ホセ・アントニオ・モレスさんの『山猫』(公式)

この後のプログラムでは、ヴィクトル・ディアスさんが歌うジルベール・ベコーの名曲『ET MAINTENANT』(そして今は)が小粋で洒脱でした。
また、ホセ・アントニオ・モレスさんが、僕の大好きなプッチーニの『誰も寝てはならぬ』を歌って下さって嬉しかったです。
カタヤマさんのスペイン語と独唱に後から二人が加わる『グラナダ』も最高でした。 終演の『ADESSO~今~』を聴いたときは、終演の淋しさに包まれました。
アンコールの『オー・ソレ・ミオ』でももの足りず、もっともっと聴いていたかったです。

シアター1010にいたすべての人が、三人の歌声と音楽の楽しさを満喫したに違いありません。
終演後は、そんな時間を共有した全員での写真撮影でした。
ステージからカメラを向けられて客席のみんなで「ブラボー!」
初めての経験でした。これもまた楽しかったです。
長時間でありながら、まだまだずっと聴き続けていたい余韻に浸って、ホールから出ました。
ADESSO+の皆さま、感動の時間を本当にありがとうございました。
また、素晴らしい歌声を必ず聴きに伺います。

ADESSO+3


今回は、イラストレーターでモデルでもいらっしゃる瓜谷茜エヴァさんにお誘い頂き、素敵な時間をご一緒できました。 第二部で歌われた『祈り』のスペイン語訳詞は、エヴァさんの作品です。

ADESSO+3


お母さまの瓜谷アウロラさんとも、初めてお目に掛かれました。とても明るく豊かな話題をお持ちの素敵な方でした。
お二人とは、スペインのさまざまな話題を初め、楽しいお話しがたくさんできて本当に嬉しかったです。
お二人とも、本当にありがとうございました。また、楽しい時間をご一緒したいです。

【ADESSO+ JapanTour2017】
4月21日には名古屋公演が予定されています。 とても贅沢なコンサート。本当におすすめです!

※写真は瓜谷茜エヴァさん、瓜谷アウロラさんからご提供頂きました。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

伊藤芳輝さんのライブに行って参りました!

伊藤芳輝さんと

伊藤芳輝さんと

先週の金曜日は平塚のライブスポット"Woodsop"で開かれた伊藤芳輝さんのギター・ソロ・ライブに行って参りました。

スパニッシュ・コネクションを初め、"Hyclad"や"B.S.Q"、そして伊藤芳輝トリオなど、たくさんのバンドやユニットを率いる伊藤さん。
昨夜もまた、大感激のソロライブでした!

「ジャニー・ギター」で始まった第一部は、僕の大好きなオリジナル曲の「 愛しくもせつなく」へと続きます。
「ひまわり~シェルブールの雨傘メドレー」「イパネマの娘」など幅広いジャンルから選ばれたナンバーは、すべてが驚くべきテクニックとともに芳輝ワールドとして展開されます。

二部は、ブラジルの名曲「白い翼(アーザ・ブランカ)」のシンプルなメロディを、驚くべき変奏曲と変えてスタート。
オリジナル曲の「アトスのファルーカ」、「伝説の風(ファナティスモ)」「アストリア」……どの曲もあふれるほど豊かな表現力を持っていて、ギターってここまでの力を持つ楽器なんだと、あらためて痛感した時間でした。

昨夜の素晴らしいステージは、あまりにも激しく美しい「星のフラメンコ」で締めくくられました。
アンコールの「花祭り」では、伊藤さんが弾くフォルクローレを初めて聴くこともできました。

完成された技倆と豊かな音楽性を、さらにさらに向上させていらっしゃる伊藤さん。 伊藤芳輝って、なんてスゴいミュージシャンなんだって、あらためて、うなり続けた昨夜のステージでした。

昨夜の演目からオリジナルを二曲ご紹介。


「アトスのファルーカ」

平松加奈さん、吉見征樹さんとのユニットである"スパニッシュ・コネクション"の演奏で「アトスのファルーカ」パーカッションは仙道さおりさん。


「アストリア」

こちらはYuiさんとのユニット" Hyclad"の演奏で「アストリア」

十年以上の前からのファンで、ステージ外でも大変にお世話になっている伊藤さんですが、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
これからも、素晴らしい伊藤芳輝ワールドを、世界中の人にプレゼントし続けていって下さい!

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第6回角川春樹小説賞を受賞し、『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。
同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞しました。
フラメンコファンです。

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