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カテゴリー「旅の想い出」の検索結果は以下のとおりです。

5年前のゴールデンウィークの想い出。

ニホンカモシカ


5年前のゴールデンウィークの想い出。
長野県塩尻市の郊外で出会ったニホンカモシカくんです。

特別天然記念物ですが、好奇心が旺盛らしく、どの個体もすぐに逃げたりしません。
こちらを観察してくるので、シャッターを切りやすいです。
以前にもご紹介しましたが、ポーズをとってくれてかわいいのでもう一度。


「Tír na nÓg」

"Tír na nÓg"

幻聴は、ケルティック・ウーマンで"Tír na nÓg"(ティル・ナ・ノーグ) ドイツのシンガーOonaghをフィーチャー(最初にソロで歌う女性)(VEVO公式)

ティル・ナ・ノーグ……呪文っぽい言葉ですが、ケルト神話に出てくる妖精の国(常若の国)のことだそうです。

※Pentax K-10d + DA 55-300mm F4-5.8


10年前のゴールデンウィークの想い出2

田ノ浦の浜辺にて


これも10年前のゴールデンウィークの想い出。
新潟県の田ノ浦海岸。
シャンパン色に輝く日本海を眺めていたら、弥彦観光の遊覧船が、静かに通り過ぎてゆきました。
浜辺に張ったテントからビール片手に……ああ、まさに黄金の日々。

1978年の大河ドラマ『黄金の日々』は、茅ヶ崎ゆかりの作家、城山三郎先生の原作でした。
主役の松本幸四郎さんが、昨年の大河『真田丸』で38年振りに、同じ呂宋助左衛門役を演じて話題になりましたね。


「Pirates of the Caribbean」

"Pirates of the Caribbean"


幻聴は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ。海の冒険と言えば、やっぱりこれです。
先日もご紹介したポーランドの音楽学校オーケストラ"Akademia Filmu i Telewizji"の演奏でお送りします。(公式)


『天の女王』でも、リディアとシマモトの会話に登場させた「パイレーツ・オブ・カリビアン」。もちろん、大好きです~♪
いよいよこの七月、新作『最後の海賊』が公開予定ですね!

プチ海賊ブームが起きて、夏には「海賊小説フェア」開催なんていいなぁ。
海賊小説ならやっぱり『鬼船の城塞』です!
と無理やり、自作の宣伝につなげてみました……(゚ー゚;

※Pentax K-10d + FA 77mmF1.8 Limited

10年前のゴールデンウィークの想い出

島びらきの内浦集落


ゴールデンウィーク二日目も、お天気いいですね。

十年前のGWは、新潟県村上市沖の粟島でキャンプしていました~(≧∇≦)
写真は「フェリーあわしま」から望む、島びらきの内浦集落。
初上陸への期待に胸がふくらみます。
(フェリーだけど、一般車は載せられません)

いまは、お家で原稿書いてるんだもん。楽しいなぁ。
すっごく楽しいなぁ~(☍﹏⁰)



「JUANA RUBIA」

"JUANA RUBIA"


幻聴は、スパニッシュコネクションで"JUANA RUBIA"(ファナ・ルビア) 僕の大好きなオリジナル曲です。

伊藤芳輝さん(ギター)平松加奈さん(ヴァイオリン)吉見征樹さん(タブラ)、ゲストのベースは伊藤寛康さんです。 粟島に出かけたこの年のライブ映像ですね。

※Pentax K-10d + FA 77mmF1.8 Limited


函館ハリストス正教会の冬。

函館ハリストス正教会


函館ハリストス正教会とカトリック元町教会も、函館の夜には欠かせない景色ですね。
2008年の冬に撮ったもの。雪が少し残っています。


Tangos del cerro

幻聴は、ケルティック・ウーマンで「天には栄え」


Tangos del cerro

こちらも素敵なのでご紹介します。
ケルティック・ウーマンが歌う「アメージング・グレース」です。
(ともにVEVOアーティストチャンネル)

ある日の海9 「ミステリアス・アイランド 粟島」

磯ダコを採る漁婦

粟島(あわしま)は、新潟県最北の村上市沖に浮かぶ小さな島である。
10キロ平方メートル満たない面積で、集落は東岸の「内浦」と、西岸の「釜谷」の二箇所。内浦からは対岸の村上市が望め、釜谷の目の前には大海原が広がっている。
人口は400人に満たない小さな島だが、岩船郡粟島浦村という独立した一村を構成しているのである。
ところで、Wikipediaの粟島のページを見ると、いろいろとおもしろいことが書いてある。

――大和朝廷の蝦夷征伐によって土地を追われた蝦夷が粟島に上陸し、東海岸(現在の内浦地区)で生活をはじめた。しかし9世紀初め、北九州の松浦党の一族が粟島東海岸へ上陸し、蝦夷を西海岸(現在の釜谷地区)へ追い払って生活をはじめた。その半世紀後、今度は越前国の本保氏一族が粟島東海岸へ上陸し、松浦一族を西海岸へ追い払い、そこで生活をはじめたという。追われた松浦一族は西海岸で生活していた蝦夷を北に追い、西海岸を開拓してそこを拠点とした。やがて北の蝦夷は絶滅し、島には東海岸の本保一族と西海岸の松浦一族のみが残ったという――

なんとも、時代小説になりそうな話ではある。って言うか、まじめにこのネタ書こうかな。
また、こんな話もおもしろい。

――5月から6月頃の花曇のような日、海上に巨大魚とも陸地ともつかない物体が浮かんで見える「浮き物」(うきもの)と呼ばれる怪異が伝わっている。おおよそ特定の場所に現れるが、海面を移動することもあり、人が近づくと消え去ってしまうという。魚または海鳥の群れ、未確認の巨大魚などの説がある―

一瞬、諸星大二郎の『妖怪ハンター』を思い出してしまった。(古っ!)
異端の考古学者、稗田礼二郎が、粟島行きのフェリーのデッキに立って、長い髪を風になびかせている場面から始まるのなんてどうでしょう?

とまぁ、おもしろい島で、僕は二度ほど内浦のキャンプ場でキャンプした。
ゴールデンウィークと10月の三連休の2回である。
昼間は、ぼーっと海を眺めて過ごした。
夕方は、キャンプ場裏手の畑を耕し終えた地元のおばあちゃんとのんびり話した後に、村営温泉でゆったり。
夜は、キャンプ場から十分ほどの内浦集落へ歩いて行って、居酒屋に入り、新鮮な魚介類に舌鼓を打った。
最高に楽しいキャンプだった。

ちなみに、秋の時にはキャンプ二泊と、釜谷の民宿に一泊した。
民宿では朝ご飯に、郷土料理の『わっぱ煮』を、港の前で出してくれて、嬉しかった。

感動したのが、写真にある磯ダコをとる地元のおばさん。ちょうど今の季節である。
海の水はさぞかし冷たかろうと思うのだが、かなり長い時間、海に入って一心に水の中を狙っていらっしゃった。
この姿、旅に目覚めた中学生の頃に、旅行ガイドの写真で見て、もの凄く旅情を感じたものなのだ。
実際に出会えたのが、37年後だったというわけである。

最終便

以前に掲載したが、これが村上の岩船港と粟島の内浦港を55分で結ぶ高速双胴船「awaline きらら」である。(これじゃ、遠くてわからないね……)内浦のキャンプ場から撮ったもの。対岸は村上市である。
「フェリーあわしま」でも一時間半で行ける。(フェリーは一般車の航送をしていない。クルマを載せるのは、あくまで地元用)
こちらも秋の連休に撮った写真である。

冬場は大変な大波に洗われるが、5~11月くらいは楽しい島だと思う。
夏場は海水浴客で混むが、それ以外の季節は、静かな島旅を楽しめる。
島旅が好きな方は、一度お出かけになってはいかがだろう。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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