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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

素晴らしい夕焼けでした。

空_2020.6.26


そして……素晴らしい夕焼けでした。



["As Time Goes By"]

"As Time Goes By"

幻聴は、ロッド・スチュワート(Rod Stewart )で "As Time Goes By"(公式)
なんと、プリテンダーズのクリッシー・ハインド(Chrissie Hynde)とのデュオです。 お姉さん、かっこいいです

Pentax K-1 + DFA 28-105mmF3.5-5.6

なんだか美しい6時の空。

空_2020.6.26


環天頂アークは見られなかったけど、なんだか美しい6時の空。



["Estoy Contigo"]

"Estoy Contigo"

幻聴は、スペインの"La Oreja de Van Gogh"(ファン・ゴッホの耳)で"Estoy Contigo"(公式)
スペイン語圏ではとても人気がありますが、日本では知られていませんね。
四度目のご紹介です。

Pentax K-3 + DA 12-24mm F4

★谷津矢車先生に新刊のご感想を頂きました★

江の島_2020.6.20


鋭い視点で歴史を見つめ、闊達に描き続ける歴史時代小説界の若手ホープ、谷津矢車先生。(僕より先輩作家でいらっしゃいます)
ツイッターに谷津先生が『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』(幻冬舎文庫)の素敵なご感想をご投稿下さいました。
谷津先生のお許しを頂いてこちらに転載致します。 皆さまにも、ぜひ、お読み頂きたいです。


――『令嬢弁護士桜子 チェリー・カプリース』(鳴神響一 幻冬舎文庫) 読了。田園調布の令嬢にして正義の心を宿す弁護士一色桜子の次なる刑事担当事件は殺人事件の容疑者の弁護活動。しかし、この事件の被害者は、桜子のバイオリンの恩師で……?
この著者さんは歴史小説から現代小説まで幅広く活躍なさっておられますが(代表作は『真田夏希』シリーズ)、この著者さんの核の一つは「サスペンス」であろうと思います。実際に、代表作である『真田夏希』シリーズはそのサスペンス的なドラマ作りが際立っていますし、本作もまたサスペンスの系譜に連なる作品でありましょう。
この著者さん作品の特徴の一つに「リアリズム志向」があります。「令嬢弁護士」(旧華族の一族で今もセレブの弁護士)という設定、いくらでもキャラクター化できるはずですが、著者さんはキャラクター化を拒否し、地に足ついた登場人物としての像を与えています。(この話、どっちがいい悪いではなくて、あくまで「特徴」です)
そして、いい意味で夏希の体当たり感が楽しい『真田夏希』シリーズと一線を画した、桜子のどこか超然とした感じ、正義に対する責任感から醸される令嬢感が本シリーズの魅力。
扱う事件も令嬢弁護士にふさわしいクラシック音楽絡み。『真田夏希』でできないことをやっておられる感もあり、そこもいいなあと。
シリーズは著者さんの工夫と読者さんの支持、その二者の共犯によって育つものだと思います。一読者として大きく育ってほしいシリーズ。――

谷津先生、本当にありがとうございます。
お言葉の通り、サスペンスは僕の核のひとつだと思っています。
また、物語を創ってゆく際には、どうしてもリアリズムを追求してしまいます。
桜子や夏希たちに実在してほしいと願っているのかもしれません。
そんな物語世界を気に入って下さる読者さまとの、まさに「共犯」関係を築ければと願っております。
今後とも鳴神作品をどうぞよろしくお願い申しあげます。

★谷津先生の『廉太郎ノオト』(中央公論新社)が第66回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(高等学校の部)に選ばれました!

写真は土曜日の江の島です。

Pentax K-1 + TAMRON SP AF70-200mm F2.8

しづかなる紫陽花の花は悲しからずや。

紫陽花_2020.6.22


しづかなる紫陽花の花は悲しからずや。



["Dreams On Fire"]

"Dreams On Fire"

幻聴は、ケイティ・メルア(Katie Melua)で"Dreams On Fire"(公式)
ジョージア(国)生まれのイギリスの歌手です。
二度目のご紹介になります。

Pentax K-1 + DFA 28-105mmF3.5-5.6

★★産経新聞に書評を書きました★★

産経新聞_2020.6.21


本日、6月21日の産経新聞に今村翔吾さんの『じんかん』(講談社)の書評を書きました。
松永久秀を描いた第163回(2020年上半期)直木賞の候補作品です。
産経新聞から書評のご依頼を頂いて、この作品を選び読み始めたのは五月です。
発表を知ってとても嬉しく思いました。
初めて書きましたが、書評は難しいですね。

★こちらからデジタル版がお読み頂けます。
ご一読頂ければ嬉しいです。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜5 鎮魂のランナバウト』

『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜4 テディベアの花園』

『鎌倉署・小笠原亜澄の事件簿 稲村ヶ崎の落日』

『警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 男鹿ナマハゲ殺人事件』

『脳科学捜査官 真田夏希 イリーガル・マゼンタ』

『脳科学捜査官 真田夏希 ナスティ・パープル』

『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜3 夕映えの殺意』

警察小説アンソロジー『偽りの捜査線』

『SIS 丹沢湖駐在 武田晴虎Ⅲ 創生』

『おんな与力 花房英之介 【四】』

『警察庁ノマド調査官 朝倉真冬 網走サンカヨウ殺人事件』