鳴神響一のサイト「銀河鉄道ネット」

昨夜のストロベリームーンは、あまりにキレイでした。
ラテン語由来の"lunatic"と言う言葉には狂気じみたという意味があります。
降り注ぐ月の光は人の心を昂揚させるのでしょうね。
狼男の伝説など、このあたりと関係しているようです。

若い頃から、このエピソードを含んだ"luna"という言葉が大好きなので、いつか主人公に名づけようと思っています。瑠奈とか瑠菜とか……。

昨夜は僕もすっかりlunaticでした。
お酒も飲んでいないのに、月に浮かれて、歩き回ってはカメラスケッチしておりました。
夜半過ぎ。月の右手に見えているのは、大接近した土星です。

幻聴は、ドリー・スタイル (Dolly Style)で"Moonlight"
スウェーデンの3人組女性ポップグループです。

Pentax K-1 ＋ DFA 28-105mmF3.5-5.6

今宵は皐月十五夜。天文学的にも満月です。
月の出頃は雲が多かったですが、いまはキレイに見えています。
お時間の許す方は、ぜひ、空を見上げてくださいな。

今夜の満月は「恋愛運が上がる」「大好きな人と結ばれる」というジンクスを持つ「ストロベリームーン」とのことです

地上に顔を出したときは、まぁまぁ赤かったですが、中空に上がったら赤くないですね。（写真1→2→3の順で時間を遡ります）
もしかすると、皆さまには赤く見えて、ワタクシだけには赤く見えないとか……(ﾟｰﾟ;

幻聴は、"Moon River"（Movieclips公式）
「ティファニーで朝食を」の彼の有名なシーンです。
オードリー・ヘプバーンはやっぱりタイプだわ……。

Movieclipsは、合衆国のビデオ・オン・デマンド・サイトです。

Pentax K-3 ＋ DA 55-300mm F4-5.8

『安土唐獅子画狂伝 狩野永徳』（徳間書店）、『しょったれ半蔵』（小学館）『おもちゃ絵芳藤』（文藝春秋）など、意欲的な作品を次々に上梓され、大活躍なさっている歴史時代小説界の超実力派若頭、谷津矢車先生。
ツイッターに『謎ニモマケズ　名探偵・宮沢賢治』』の素晴らしいご感想をご投稿くださいました。
僕の原点を冒険小説とご理解頂いてのご評価、本当に嬉しいです。

谷津先生のお許しを頂いてこちらに転載させて頂きます。 皆さまにも、ぜひ、お読み頂ければありがたいです。

――鳴神響一「謎ニモマケズ」（祥伝社）を拝読し始めているのですが、この著者さんの原点たる冒険小説だ！ とワクワクしている今日この頃。
「謎ニモマケズ　名探偵宮沢賢治」（鳴神響一　祥伝社）読了。眼前で起こったロシア人司祭の殺人によって、宮沢賢治は列強の巨大な暗闘に巻き込まれてしまう。なぜ司祭は殺されたのか、そしてなぜ列強は日本で暗躍しているのか。
鳴神響一先生はとかく広げる風呂敷が大きな作家で、異文化との衝突と相互理解を好んで描かれる方だという印象がありますが、本作もまさにそんな一作。
東北という特殊な地、そしてその地に集う国家的謀略、そしてある秘密、ある「お宝」を巡る謀略戦……。そう、本書は正統な冒険小説なのです。
「秘密」「お宝」とはなにか。ネタバレになるのであえて述べませんが、確かにこの「秘密」はぶっとんでいながらも説得力があるぎりぎりのところを提示なさっているな、と思いました。――

谷津先生、本当にありがとうございます。
拙作について正統な冒険小説とのお言葉を頂き、とてもありがたいです。
次回作への大きな勇気を頂けました。
これからもどんどん大風呂敷を広げて参りたいと存じます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。

★『安土唐獅子画狂伝　狩野永徳』（徳間書店）
意欲的な画道小説を書き続けて来られた谷津先生が、今作では、きらびやかな安土城障壁画誕生への永徳の闘いを描きます！

――「貴様に絵を頼みたい」。織田信長からの依頼は、計百枚にも及ぶ安土城障壁画だった。信長の機嫌を少しでも損ねたら、自分の首が飛び、家が絶えかねない。狩野派の行く末を案じ逡巡する永徳だったが、すべてを捨てて安土に向かうことを決意する。一世一代の大仕事。己の魂を筆にのせた迫真の絵は、覇王を納得させることができたのか？　天才絵師の孤独な闘いを描いた、絵師小説の決定版！ （徳間書店サイトより）

Pentax K-1 ＋ DFA 28-105mmF3.5-5.6

今宵の小望月の月の出です。東空は雲が少ないです。
明日は満月ですね。

幻聴は、荒井由実で「14番目の月」（松任谷由実公式）

と、30秒ではあまりに物足りないので……。

グルーヴ・カヴァレージ（Groove Coverage）で"Moonlight Shadow"（suprimerecords公式）
ドイツのユーロトランスバンドです。
活動は続いていますが、最近聴かないので、ちょっとなつかしいな。

Pentax K-1 ＋ DFA 28-105mmF3.5-5.6

気圧が下がって強い風が吹いていますね。
雲がドラマチックに動いています。ラピュタの空みたい。

太陽の近くだけど、8:15頃の東の空に、五色の雲、彩雲が出ていました。 なにかいいことがありそうな予感～♪

幻聴は、「プラチナ・ジャズ」（Platina Jazz）で "Kimi Wo Nosete

「プラチナ・ジャズ」は、スウェーデンのラスマス・フェイバーの率いるプロジェクトで、「天空の城ラピュタ」（久石譲）のライブ演奏です。

Pentax K-1 ＋ DFA 28-105mmF3.5-5.6