夕月と金星の大接近
- 2017/01/02 19:06
- カテゴリー:お散歩写真
初撮りです。夕月と宵の明星(金星)
明日はもっと近づくみたいです。
幻聴は「能 羽衣」ハイライト。
デビュー作『私が愛したサムライの娘』で重要な鍵となる演目です。
0:50頃からラスト1:36あたりが、作中の雰囲気を思わせます。(朝日新聞)
こちらは「羽衣」全曲を紹介している動画です。(兵庫県西脇市)
Pentax K-3
あけましておめでとうございます
旧年中は本当にお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
皆々さまに幸せのあふれる年となりますことをお祈り申し上げます。
お正月はやっぱりこれでしょ。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートから。
リッカルド・ムーティ(若い!)の指揮でヨハン・シュトラウスⅡの「美しく青きドナウ」
四冊の文庫長編を角川春樹事務所さまから上梓して頂きました。
刊行・販売にご尽力下さった方々、お読み下さった読者の皆さま、本当にありがとうございました。
拙作をお採りあげ下さった先生方、メディアの皆さまへの感謝も忘れた日はありません。
・『私が愛したサムライの娘』文庫(2016.1.15)
・『影の火盗犯科帳〔一〕七つの送り火』(2016.4.15)
・『鬼船の城塞』文庫(2016.7.15)
・『影の火盗犯科帳〔二〕忍びの覚悟』(2016.10.15)
ところで『鬼船の城塞』に出てくる「セビジャーナス」はこんな曲です。この歌詞はフェデリコ・ガルシーア・ロルカが詩として完成させた「18世紀のセビジャーナス」で、フラメンコではありません。(加賀町ホール公式サイト)
アンダルシアの州都セビージャの古い民謡や踊りを発祥とする「セビジャーナス」は、フラメンコでも盛んに踊られます。
元々は、男性が女性を口説くときの踊りであったそうです。
フラメンコではこんな感じです。(AndaluciaTube公式動画)
島崎リノさんのフラメンコスタジオ"DaiDai"のステージに参加させて頂き、自作詩を朗読させて頂きました。(写真提供:K.Igarashi氏)
・中野「なかのZERO小ホール」(2016.6.6)
・新宿「エル・フラメンコ」(2016.8.12)
「グアヒーラに寄せて」では、ハバナからマドリードに引き揚げたうらぶれた男の役、「カルメンを偲んで」では、セビージャを訪れた「カルメン」の原作者プロスペル・メリメの役に扮しました。
島崎リノさん、ミュージシャンの皆さま、門下生の皆さま、お越し下さった方々、本当にありがとうございました。
アントニオ・ガデス舞踊団の「カルメン」ハイライトです。 タバコ工場のシーンから始まります(アントニオ・ガデス舞踊団公式動画)
また、フラメンコも含めて、たくさんのライブに伺い、魂のこもった音楽や踊りから、大きな幸せと創作への意欲を頂きました。
ミュージシャン、バイレの皆さまに、心より感謝申し上げます。
夕飯を作らない僕の生命を維持し、美味しいお料理で日々の喜びを与え続けて下さった茅ヶ崎・藤沢の飲食店の皆々さま。
SNSを通じて、たくさんの応援を下さった皆さま。
そして……楽しいときにともに笑い、つらいときに励ましてくれた友人たち。
まわりの人々に恵まれて、幸せな一年間でした。
ありがとう!
心よりの感謝を込めてベートーヴェンの「交響曲第九番 合唱付き」をお送りしたいと思います。
リッカルド・ムーティ指揮、シカゴ交響楽団の演奏です。(シカゴ交響楽団公式動画)
第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。