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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

★★末國義己先生に『鬼船の城塞 南海の泥棒島』の書評を頂きました★★

『鬼船の城塞 南海の泥棒島』


角川春樹事務所PR誌「ランティエ」2月号誌上で、文芸評論家の末國善己先生に『鬼船の城塞 南海の泥棒島』(ハルキ文庫 2018.11.14刊)の書評を頂きました。

文末部分を抜粋引用させて頂きます。

――タガ族を見下すエスパニア人と、同じ人間と考える日本人の対比は、今、全世界で進む分断の縮図であり、重厚なテーマを徹底したエンターテイメントとして描いた著者の手腕が光る。

お言葉大変に嬉しく、次回作執筆への大きな励みとなりました。
私用と執筆に大わらわで二月をすごしました。一昨日まで知らずにいて、皆さまへのご紹介も遅れてしまいました。

★Book Bang -ブックバン-さまにも掲載されました。
角川春樹事務所 ランティエ [レビュー]
ぜひ皆さまにお読み頂きたいです。

末國先生には、これまでも雑誌等の媒体で『私が愛したサムライの娘』、『鬼船の城塞』、『影の火盗犯科帳』『猿島六人殺し』『能舞台の赤光』などたくさんの書評を頂いております。
末國先生、ありがとうございます。あらためて、心より御礼申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。

☆☆"平松加奈 SPECIAL PROJECT"ライブに行ってきました!☆☆

2019.3.3サンタナライブ_1


"平松加奈さんと"


ひな祭りの日曜日には、平塚のレストラン&バー「サンタナ」で開かれた"平松加奈 SPECIAL PROJECT"のライブに行って参りました。
平松加奈さん(ヴァイオリン)には昨年三月にサンタナで開催された"スパニッシュ・コネクション"以来、11ヶ月ぶりにお目に掛かれました。

2019.3.3サンタナライブ_2


"左から新澤健一郎さん(ピアノ)、平松加奈さん(ヴァイオリン)、伊藤寛康さん(ベース)、海沼正利さん(パーカッション)"

新澤健一郎さん(ピアノ)、伊藤寛康さん(ベース)、海沼正利さん(パーカッション)には、2017年の九月以来となってしまいました。
あー、大好きなライブになかなか行けない日々……(☍﹏⁰)
僕は長年、四人のメンバーの大ファンなのです。
出席率はよくないですが、ファン歴は長いんです。(そこはいばるところじゃない)
でも、日曜日の夜は、大好きなミュージシャンたち4人の素晴らしい協演に本当に楽しすぎる時間を過ごすことができました。とても幸せないまの僕です。

2019.3.3サンタナライブ_3


"平松さんはジプシーヴァイオリンの第一人者です"


今回は"平松加奈 SPECIAL PROJECT"の2ndアルバム"Bitter Sweet Samba"の発売記念ライブ。しかも初日でございました。
このアルバムに収録された楽しい九曲はすべて演奏して下さいました。
★Newアルバム"Bitter Sweet Samba"が視聴できます!

2019.3.3サンタナライブ_4


"新澤さん、平松さん、リーダーの伊藤さんの熱演!"


オペレッタの"The Merry Widow Waltz"の美しい旋律から始まったステージ。もう期待で胸がわくわくでございます。
続いてアルバムタイトル曲、キレキレの"Bitter Sweet Samba"
金麦のCMを感じるか、鶴光のダミ声を思い出すかで、世代が別れるかもしれない曲です。
このFBでも何度かご紹介しているハープ・アルパートの大ヒットナンバーですね。
続けてはコール・ポーターが作曲した心に沁みるバラード"So in Love"……そう、かつての日曜洋画劇場のEDです。
ボサノヴァの名曲「マシュ・ケ・ナダ」クライスラーの「愛の悲しみ」「ルパン三世のテーマ」「ゴッドファーザー愛のテーマ」YMOの「東風」TOTOの"Child's anthem"……なんという幅広いジャンル。さらには僕がサンバでいちばん好きな曲"Tristeza"も!
1stアルバムの"Limelight"からも表題曲の"Limelight"がセレクトされました。

どうです? 僕の好きな曲ばっかり並んでいるでしょ?
こんな大好きナンバーばかりを、四人の天才的なアレンジと超絶的な技巧で演奏してくださるんですから、もう幸せマックスですよ。ほんと。

2019.3.3サンタナライブ_5


"伊藤さんと海沼さんは最強のリズム・セクション"


そして、新曲! そうなんです。すごい曲をご披露下さいました。
まだ、正式には公表前なのかな? うーん、題名を言いたいっ。
言っちゃえ。「ボヘミアン・ラプソディ」ですよ。そう。クィーンの。
すごいんです。これが。大感激なんですよ。
きっと3rdアルバムに収録されると思いますが、まずは皆さまライブに足をお運びになって下さい。

2019.3.3サンタナライブ_6


"仲よしの皆さまと……なんて幸せな夜!"

今回はお医者さまのA先生にお誘い頂いて、仲よしの洋画家、大和田いずみさんや彫金作家の秋濱克大さんたち、仲よしのお友だちと一緒にステージを楽しみました。
楽しいひな祭りになりました。皆さま、本当にありがとうございました。


四人のヴァーチュオーゾの皆さま、またライブに伺います!
あんなに素晴らしい時間をプレゼント頂き、心より感謝しております。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

茅ヶ崎でフラメンコ・ライブを楽しみました!

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_1


"青木ルミ子さんの「ソレア」"

昨夜は茅ヶ崎のスペイン料理店「PATIO」(パティオ)さんで、5度目のフラメンコライブが開催されました。
ギタリストの石井奏碧(かなお)さん、カンテ&ギターの須田隆久さんが、3月・5月・8月・10月に引き続き、またまた茅ヶ崎に来て下さいました。
10月のときにはどうしても時間の調整がつかなかったのですが、今回はなんとか伺えました。
昨夜のライブは早くから満員御礼で、僕も嬉しかったです。

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_2


"左から須田隆久さん、石井奏碧さん、東川翼さん"

ギタリストの石井さんとは、15年くおつきあい頂いております。茅ヶ崎や藤沢で演奏をお願いしたこともあります。
卓抜した技術と繊細なセンスを併せ持つ石井さんのギターは、ますます魅力的になって、その深みと輝きを増しています。

須田さんのステージにも何度か伺っており、理知的で多彩なお力にいつも驚いております。須田さんは薩摩琵琶の名手でもあります。また、能の謡にも実力を発揮され、世界的な規模で活躍の場を広げていらっしゃいます。

さらに昨日は、逗子市出身の新進気鋭のギタリスト東川翼さんが参戦。都内や地元湘南を中心に演奏活動を続けていらっしゃいます。
なんと、曲によってはギターが三人という豪華な布陣です。

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_3


"フィン・デ・フィエスタの「セビジャーナス」"

そして、昨夜は横浜と横須賀でフラメンコスタジオを主宰されているバイラオーラ、青木ルミ子さんが茅ヶ崎にお越し下さいました。
青木さんは、日西外交150周年を記念して昨年開催された「全日本フラメンココンクール」で第3位に輝いた超実力派バイレでいらしやいます。

アバニコを胸元に挿した「セビジャーナス」から始まったステージ。踊りが始まった瞬間、あまりのキレのよさに目を見張らざるを得ませんでした。
一部の「ティエントス」二部の「ソレア」とも、鋭く美しい手足の動きに何度も息を呑みました。
アイレたっぷりで、曲ごとの情感を全身で余すことなく豊かに表現なさる踊りっぷりに、フラメンコって美しいなぁという思いを新たに致しました。

2019.2.28茅ヶ崎ライブ_4


"出演者の皆さまと"

石井さんの卓越した腕が輝くギターソロの「シギリージャ」「マンティージャ」や、須田さんの洒脱なスペイン語版12拍子「素晴らしきかな、人生」、東川さんのギターを前面に打ち出した「イパネマの娘」などの演奏もすごく楽しかったです。

最後は観客もステージ上がっての楽しい「セビジャーナス」
客席にはたくさんのフラメンカがお見えだったこともあって、盛り上がったフィン・デ・フィエスタ(終演)でした。

石井座長、須田さん、東川さん。そして青木さん、本当にありがとうございました。 昨夜の素晴らしいフラメンコを茅ヶ崎で観られた僕はとても幸せでした。 ぜひぜひ、遠からぬ日にまた茅ヶ崎へお越し下さい。

PATIOは湘南地区のフラメンコ発信拠点となりつつありますね。
石井さんの情熱とご尽力に感謝しております。


["Latidos Flamencos"]


石井奏碧さんのギターを動画でどうぞ!
笹岡洋子さんのオリジナル舞台作品「フラメンコのルーツへの旅~インドからスペインへ~」(抜粋・公式)
この大舞台を石井さんのギターが支えています。

Canon PowerShot G9x

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フラメンカが五人も遊びに来てくれました。

モキチ・フーズガーデン_2019.2.24


今日はフラメンカが五人も遊びに来てくれました。
湘南ビール直営店「モチキ・フーズガーデン」はビールもお料理も美味しくておすすめです。


["Alegrías"]

"Alegrías"


幻聴は、おなじみ「アレグリアス」(Alegrías)
フラメンコのなかでももっとも有名なパロ(曲種)のひとつ。喜びという意味です。
途中で皆さまよくご存じの曲が入っていましたね。
バイラオーラ(女性の踊り手)は、ロサリオ トレド(Rosario Toledo)
バルセロナのタブラオ"El Dorado Sociedad Flamenca Barcelonesa"の公式動画から。

Canon PowerShot G9 X

★★感謝!『斗星、北天にあり』の3刷決定!!★★

『斗星、北天にあり』


『斗星、北天にあり』(徳間書店)の3刷が昨日2月18日に決まりました。即日重版を掛けて頂いた本作。刊行より三ヶ月ちょっとでの再重版決定、本当にありがたいです。

全国の読者さま、書店員さま、取次さま、徳間書店の皆さま、本作を応援して下さったすべての皆さまに、心よりの感謝を申し上げます!!
これからも、より多くの読者さまに本作と出会って頂けることを祈っております。

『斗星、北天にあり』(徳間書店)
ISBN:978-4-19-864715-5
装幀:高柳雅人
装画:濱愛子


["「滝の白糸」序曲"]

"「滝の白糸」序曲"

幻聴は、千住 明作 オペラ「滝の白糸」序曲 (演奏は2:00頃からです)(公式)
作曲者の千住 明さんご本人の指揮、洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団の演奏です。大河ドラマのOPっぽいかなと思って……。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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