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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

「雨降る碧の川辺に咲く桜」

「雨降る碧の川辺に咲く桜」

ようやく、湘南地方でも桜の花が盛りを迎えようとしている。
こんな年は珍しい。と言うか、僕の記憶にはない。
近くの街に住む老父と電話で話していたら、実家の周りの山の桜は、三十年来で一番遅いそうである。

十年ほど前まで、僕はこの時期に富山県の庄川流域の桜を毎年見に行っていた。
庄川流域は、毎年、ほぼ四月十日頃に盛りを迎えるのである。
湘南地方の桜の盛りは年度の変わり目なので、なかなかゆっくり花見ができないからでもあった。

東北地方ではさらに遅くなる。
たとえば、緯度的には最南にあたる奧会津地方ですら、山中では雪深いためか、桜が咲き始めるのは、四月の末頃である。

写りはよくないが、今日の一枚は、新潟と山形の県境付近で撮ったもの。
盛りを過ぎてはいる桜だが、白碧の川面と新緑との取り合わせの美しさに、ハッとさせられて、クルマを止めたのだった。
ゴールデンウィークに、新潟県の村上沖に浮かぶ宝の島、粟島にキャンプに出かけた帰り道だった。
荒川と米坂線沿いに東へ進み、小国を経て米沢盆地から、会津へ入って帰ってくるのがいつものルートだった。

被災地の多くは、ゴールデンウィーク前後が、桜の盛りになる土地が多い。
被災者の方々が、少しでも穏やかな気持ちで桜を眺めることができるような、そんな明日が生まれることを祈って止まない。


『画家の食卓』は素敵な本

冷たい雨の中、帰宅すると、郵便ポストにレターパックが投函されている。
大和田いずみさんの『画家の食卓』が届いたのである。

これは、とても素敵な本だ。
画伯描くアントルメの表紙から始まって、レシピの凝りまくりの写真の数々、洒脱なイラストと、むろん、ビジュアル的にも豪華で素晴らしい。

が、この本の魅力はそこに留まらない。
あかるい海辺の街に暮らす画家家族のゆったりとした毎日の時の流れに、 こころ惹かれるのである。

愛とやさしさに包まれた時間が生み出したレシピは、不思議な無国籍感と癒しの力を持っていて、とても、魅力的なのである。

美味しいもの持つ力や、やさしい時間を感じたいなら、ぜひ、お手にとられることをお薦めする。

いい本をありがとう。

『画家の食卓』


『画家の食卓』

画家でフラメンカの大和田いずみさんが、すてきなレシピ本を出版された。

『画家の食卓』

とてもやさしい雰囲気の画集はこちら……癒される画風なのである。

IZUMI OHWADA―大和田いずみ画集

「木曜日は」

とてもいいライブになった。

僕としては、バタバタして至らないことだらけだったのだが、湘南に、ふたたび石井さんの素晴らしい音色が響いたことは、ほんとうに嬉しい。

素晴らしい演奏をお聴かせ下さった石井奏碧さん、おいで下さった皆さん、本当にありがとう。

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Author

第6回角川春樹小説賞を受賞し、『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。
同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞しました。
フラメンコファンです。

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