今夕は予想に反してあまり焼けませんでした。
でも、こんな風にさわやかな西空が望めました。
なんとなく、地上から空へ何かが昇っているような錯覚を覚えました。
幻聴は、サミュエル・バーバーの「弦楽のためのアダージョ Op.11」（抜粋）（公式）
グスターボ・ドゥダメル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏でどうぞ。
全曲はこちら。
レナード・スラットキン指揮、デトロイト交響楽団の演奏です。
Pentax K-1 ＋ DFA 28-105mmF3.5-5.6
昨夜は茅ヶ崎のスペイン料理店「PATIO」（パティオ）さんで、ふたたびフラメンコライブでした！
ギタリストの石井奏碧（かなお）さん、カンテ＆ギターの須田隆久さんが三月に引き続き、ふたたび茅ヶ崎に来て下さいました。
卓抜した技術と繊細なセンスを併せ持つギタリストの石井さんとは、十年以上のおつきあいです。茅ヶ崎や藤沢で演奏をお願いしたこともあります。
須田さんのステージにも何度か伺っており、その理知的で多彩なお力にいつも驚いております。須田さんは薩摩琵琶の名手でもあるのです。
そして、また新しいバイラオーラを知ることができました。
期待の若手、蓑毛はるかさんです。
冒頭の「セビジャーナス」、一部の「ソレア」、二部の「アレグリアス」とも、みなぎる若いパワーを炸裂させて踊られました。
サパテアード（足拍子）も迫力抜群。
須田さんいわく「コンパネを割りかねない力強さ」
それでいて、あふれる力をしっかり抑制する力もお持ちだと感じました。
石井さんの「グラナイーナ」「ルンバ」「グアヒーラ」のソロ。
いつもながら、磨き抜かれた技術と卓越した音楽性が輝いて本当に素敵でした。「グアヒーラ」のとろけるような音色にはうっとりしました。
須田さんの恒例、12拍子フラメンコポップスの「ホワット・ア・ワンダフル・ワールド」「イエスタデイ」も楽しかったです。
「マラゲーニャ」からフィン・デ・フィエスタ（終演）へと続く頃には、会場は盛り上がりまくっていました。
アルティスタの皆さま、またぜひ茅ヶ崎へお越し下さい。
PATIOが湘南地区「フラメンコ台風の目」となることを強く願っております。
石井奏碧さんが弾く「シギリージャ」（抜粋）（バイレ永田健さんの動画）
昨日は、高円寺で「パセオフラメンコ」の小山雄二社長との対談でした。
1984年創刊、世界で唯一のフラメンコ専門月刊誌です。
インタビュー慣れしていない僕ですが、小山社長のご質問が楽しく、喋りすぎるくらい喋ってしまいました。
鳴神のいままでがくるっと裸に剥かれてしまった感じです(^_^;
社長、本当にありがとうございました。
今回の「しゃちょ対談」のようすは「パセオフラメンコ」誌９月号に掲載予定です。
またご案内させて頂きます。その節は、ご覧頂ければ嬉しいです。
対対談終了後は、タブラオ「カサ・デ・エスペランサ」で、パセオによって開催されました「川島桂子カンテソロライヴ」にお連れ頂きました。
ライブのようすは、パセオのライター井口由美子さまの素晴らしいFacebook記事を、ぜひご覧下さい。
昨夜のライブの真髄に迫り、深く洞察されていることに、驚くばかりです。
素人の僕からは、ただ、ひと言。
日本のフラメンコ史の一ページに居合わせたような気がします。
幸せな一夜でした。
川島桂子さんが歌う"Siguiriyas con bata de cola y castañuela"（森山みえフラメンコ教室公式動画）
幻聴は、オリータ・アダムスで"Get Here" ←意味違う。（Oleta Adams公式）
Canon PowerShot G9x
今宵の上弦の月です。
旅客機が飛んできたので、一緒に撮ってみました。
幻聴は、ファイスト（Feist）で"My Moon My Man"（VEVO）
カナダのシンガーソングライターです。
Pentax K-1 ＋ DFA 28-105mmF3.5-5.6
第６回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第３回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。
