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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

『私が愛したサムライの娘』文庫予約開始!


私が愛したサムライの娘


第6回角川春樹小説賞受賞のデビュー作にして第3回野村胡堂文学賞受賞作。
1月15日発売予定です。
各書店で予約が開始されました。
角川春樹事務所>ハルキ文庫>時代小説文庫より734円(税込)です。
装幀は多田和博さま、装画はヤマモトマサアキさまです。
解説は映像ディレクターの吉川邦夫さまが書いて下さいました。

細かい点も見直し加筆修正しました。
どうぞ、よろしくお願いします~♪

ネットショップでもご予約頂けます。

☆Amazon

☆紀伊國屋書店Web(実店舗在庫状況掲載)

☆MARUZEN&ジュンク堂(実店舗在庫状況掲載)

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☆ヨドバシ.com

 

瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展にお邪魔しました


瓜谷茜さんと

瓜谷茜さんと

火曜日には渋谷で今年最初の打ち合わせがありました。
渋谷へ向かう前に、六本木で始まった瓜谷茜さんと谷村虎之介さんの歌舞伎絵展にお邪魔しました。
イラストレーターとして、雑誌の装画にもご活躍なさっている瓜谷茜さん。今回の展示作は「俊寛」の絵巻物です。

「俊寛」の物語とその内面を描いた絵巻物は繊細で洒脱なタッチが素敵でした。 ことに俊寛や千鳥、瀬尾の表情が生き生きとしていて素晴らしかったです。

瓜谷さんはパネルで、俊寛物語の結末に秘められた謎を提示されていました。
彼女がほとんど解いたという謎。
興味深い謎解きに僕も挑戦してみようと思っています。

歌舞伎、文楽を始め能楽やたくさんの文学で扱われる「俊寛」……。
瓜谷さんはお忙しいのにもかかわらず、俊寛談義につきあって下さいました。
菊池寛や芥川龍之介の『俊寛』についての話題でもちょっと盛り上がりました。

谷村さんの強烈な線が魅力の役者絵も楽しかったです。 構図も大胆で迫力いっぱいでした。

この写真は瓜谷さんのお祖母さまが撮って下さいました。 ありがとうございました。

瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展は1月10日の日曜日までです!

~kane & Tora meet KABUKI ~瓜谷茜・谷村虎之介 歌舞伎絵展~

・2016年1月5日(火)~10日(日)11:00~20:00
※10日のみ19:00まで
六本木スペース"ビリオン"(港区六本木4-4-5 3F)
※大江戸線六本木駅7番出口から2分くらい。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

2016年  あけましておめでとうございます。


新雪の立山(撮影:鳴神響一)


あけましておめでとうございます。

皆さまに楽しんで頂ける小説が書けますように精進を重ねて参ります。
本年も変わらぬご愛顧、ご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

皆々さまにとりまして素晴らしい2016年となりますように!

                            

鳴神響一

2015年 本当にお世話になりました


西浜漁港から望む夕富士


ご担当を始め編集・校閲に携わって下さった皆さま、装幀・装画家の皆さま、印刷会社の皆さま、取次の皆さま、各書店の皆さま。
温かいお言葉を下さった先輩作家と文芸評論家の先生方。編集者の皆さま。
授賞式や講演会を開催して下さり、また、ご出席下さった皆さま。
何よりも拙著をお手にとって下さった全国の読者の皆さまには心よりの感謝を申し上げます。

【今年のおもなできごと】
・6月1日 今野敏先生、細谷正充先生のご推薦を頂き、日本推理作家協会に入会させて頂きました。
・6月13日 角川春樹事務所から『鬼船の城塞』を刊行して頂きました。
・9月4日 日本作家クラブさまに『私が愛したサムライの娘』を第三回野村胡堂文学賞に選んで頂きました。
・10月15日 神田明神会館にて第三回野村胡堂文学賞授賞式を開催して頂きました。
・10月25日 茅ヶ崎市立図書館で講演会をさせて頂きました。
各新聞、雑誌等で拙著について多くの論評や紹介を頂きました。

また、多くの媒体で取り扱って頂きました。
このほか多くのブログでもご紹介頂きました。
本当にありがとうございました。

・2月1日 「北海道新聞」朝刊
(『私が愛したサムライの娘』書評記事)
・2月22日 「西日本新聞」朝刊
(『私が愛したサムライの娘』書評記事)
・6月20日 「産経新聞」朝刊
(『鬼船の城塞』紹介記事)
・6月25日 「日本経済新聞」夕刊
(『鬼船の城塞』書評記事)
・6月29日 「週刊現代」(講談社)7月11日号
(『鬼船の城塞』書評記事)
・7月1日 「ランティエ」(角川春樹事務所)8月号
(『鬼船の城塞』書評記事)
・7月2日 「週刊新潮」(新潮社)7月9日号
(『鬼船の城塞』書評記事)
・7月14日 「日刊ゲンダイ」
(『鬼船の城塞』紹介記事)
・7月15日 「J-novel」(実業之日本社)8月号
(『鬼船の城塞』書評記事)
・7月18日 「STORY BOX」(小学館)8月号
(『鬼船の城塞』書評記事)
・7月21日 「週刊朝日」(朝日新聞出版)7月31日号
(『鬼船の城塞』書評記事)
・7月24日 夕刊フジ
(『鬼船の城塞』紹介記事)
・9月25日 タウンニュース茅ヶ崎版
(インタビュー記事)
・10月23日 タウンニュース茅ヶ崎版
(インタビュー記事)
・10月26日 「日本経済新聞」
(インタビュー記事)
・10月31日 FM湘南ナパサ「この人と60分」に出演
・11月29日 FM湘南ナパサ「ウェルカム・ルート134 湘南シーサイドポップス」に出演
・12月3日 「毎日新聞」夕刊
(『鬼船の城塞』が「2015年 歴史・時代小説の10冊」にランクイン)
・12月10日 「この時代小説がすごい!2016年版」(宝島社)
(『鬼船の城塞』が20位内にランクイン)

詳細は解説ページブログをご覧下さい。

『私が愛したサムライの娘

『鬼船の城塞』

土曜日は高校の同窓会でした。


イチョウ


先週の土曜日は高校の同窓会でした。

学年全体の同窓会に参加するのは初めてのことです。
参加者は36名ほど。360名の学年だったので、一割もの方がご参加になりました。
僕の二年時にご担任頂いた国語のH先生と、三年の時にご担任頂いた日本史のH先生のお二人もご出席になりました。(お二人ともH先生だ……)

卒業以来34年ぶりに会うたくさんの同窓生たち。
意外なほどに変わっていなくて、皆さますぐにわかりました。
なかにはお名前を伺ってお顔が十代の頃と二重写しになった方もいらっしゃいました。

35年ぶりにお目に掛かったお一人の女性。
入口で僕の顔を見るなり「おめでとう」の一言。
びっくりして思わず「え? 知ってたの?」
ネットなどで僕のデビューを知って、応援して下さっていたとのこと。
ご友人や同僚の方にも僕の本を薦めて下さっていたと伺い、大げさでなく目頭が熱くなりました。

会が始まって皆さまとお話しすると、彼女ばかりではなく、大勢の同窓生たちが、僕を応援してくださっていると知って、本当に感激しました。

僕の本を買って下さっていた方がたくさんいたのです。会場にお持ち頂いていた方も何人もいらっしゃいました。

地元の書店さんにいつも僕を応援していると言って下さっている一人の友人。じーんときました。

ある友人は「オレは30分前に知った」と言って、その場で書店さんに買いに行って下さいました。嬉しかったです。

高校の友たちよ! なんて温かいんだ!

一昨年の四月には、日本史のH先生のご退職をお祝いするプチ同窓会にも参加させて頂きました。
そのときの感動を綴った文章の一部をここに再掲します。

――素晴らしいお料理にも増して驚いたことは、 三十年を超える長い長い年月を隔てて再会した同窓生たちなのに、 まるで、昨日教室でさよならしたばかりのように、 すんなりと話せたことである。 若い日々を同じ空間で過ごしていたことが、 こんなにも素敵な人と人とのつながりを造るものかと、 なんだか、すごく嬉しくなった。――

このときの喜びを再び味わうことができた一夜でした。

プチ同窓会の時にはまだデビュー前でしたが、その時からずっと僕の動静を見ていて下さった方もいらっしゃいました。

高校の同窓生たちの温かさには涙が流れそうです。
これからも鳴神をどうぞよろしくお願い申し上げます。

僕にとって、若い日々の時間をともに過ごしたことは、何にも代え難い財産であるようです。

幹事の皆さま、素敵な夜を本当にありがとうございました。
会場をご提供下さり、同窓生の会話にも入れずに美味しいお料理を作り続けてくださったKシェフにも心より感謝申し上げます。

自然食バイキング【Primodine(プリモディーネ)】
美味しかったです。遠からぬ日にまた伺いたいです。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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