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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

フラメンコ協会主催の新人公演に行ってきました。

この日の主役。ダニエル・リコさんと小坂みはれさん
この日の主役。ダニエル・リコさんと小坂みはれさん

8月23日(日)は、日本フラメンコ協会主催第24回新人公演の三日目。三人のお友達の応援に行って参りました。とってもエキサイティングでした!

まずはカンテのダニエル・リコさん。ヌメロ(演目)は『ティエント・イ・タンゴ』です。
フラメンコの中のフラメンコとも言えるこの曲の心を、情感たっぷりに熱く歌い上げました。気迫のこもったその歌声は、ホールに力強く響き続けました。
カンテ部門では、いちばん会場が盛り上がったと言っても過言ではありません。(伴奏:ギター/エンリケ坂井さん)

ダニエルさんとは、もう十年近いおつきあいです。
昨年の11月30日に新宿エルフラメンコで開催された島崎リノ教室の発表会では、僕のつたない朗読を、井上いずみさんとの素敵なデュエットでカバーして下さいました。
『鬼船の城塞』のスペイン語を、チェックして下さったのも、実はダニエルさんです。多謝!

続いて小坂みはれさんの『ソレア・ポル・ブレリア』。
黒地に大きな白い水玉をあしらった衣装で、若々しい溌剌としたアイレに満ちたキレキレの演技で客席を魅了しました。
終演近くのジャンプには、会場の誰もが息を呑みました。(伴奏:カンテ/川島桂子さん ギター/尾藤大介さん パルマ/三枝雄輔さん)

ギター伴奏をつとめられた尾藤大介さんは、今回の三日間で七人、23日だけでも三人の演技を支えた、心やさしき強者です。
尾藤さんは第12回(2003年)のギター部門で受賞の栄冠に輝いていらっしゃいます。

ギタリストの尾藤大介さん。
ギタリストの尾藤大介さん

小坂さんの挑戦は、島崎リノさん御門下として、初の新人公演挑戦者となりました。
小坂さんの演技を、ご指導なさった島崎リノさんの指導力と温かいお人柄に、あらためて感じ入りました。

小坂さんは、昨年12月に友人たちが開いてくれた僕の受賞記念パーティーでは素敵な『アレグリアス』を踊って下さいました。

そして、津島直美さんの『アレグリアス』。
ピンクオレンジ系の華やかな衣装で、優雅に可憐に踊りました。明るさの中に漂う美しいエレガンシアに客席は魅了されました。
スポットライトの輪から出て暗転する終演のときには、ため息が出るほどでした。(伴奏:カンテ/阿部真さん ギター/ファン・ソトさん パルマ/荻村真知子さん)

彼女とも長いおつきあいで、何度もその素敵な踊りを拝見しています。清楚なエレガンシア、ほかの人にない透明感のあるやさしいアイレは、この日のステージでも遺憾なく発揮されていました。

挑戦者の皆さま、素晴らしい演技をありがとう。本当にお疲れさまでした。 ただのフラメンコ・ファンに過ぎない僕ですが、皆さまからいっぱいの元気と大きな勇気を頂けました。

小坂みはれさんと。
小坂みはれさんと

終演後には中野駅近くの『牡蠣小屋』で、島崎リノさん門下を中心とした打ち上げに参加させて頂きました。小坂みはれさんのバックを支えたギタリストの尾藤大介さんもご参加になりました。
打ち上げの会場には、後からたくさんのプロも顔を見せて、大いに盛り上がった中野の夜でした。

※ブログ内のすべての人物写真について、無断転載・二次利用をお断りします。

茅ヶ崎市立図書館で講演会をさせて頂くことになりました。

夕刊フジ

「第1回本がだいすきコンクール」の関連イベントとして、来たる10月25日(日)に、地元、茅ヶ崎市立図書館で講演会をさせて頂くことになりました。

題して「潮風吹く町の書斎から」。

鳴神の日頃の仕事のありようなどを、ざっくばらんにお話ししようと思います
お時間にゆとりのある方で、鳴神の話を聞いてやろう、という方がいらっしゃいましたら、ぜひとも足をお運びくださいませ。
市内在住・在勤の方でなくても大丈夫だそうです。
入場は無料です。

9月25日(金)9:00~ 電話で申し込みを受け付けます。
先着50名さまです。
図書館の方のお話では、すぐにいっぱいになると予想されるそうです。
お申し込み先:0467(87)1001

(1)日時 平成27年10月25日(日曜日)
 14:30~16:00(開場14:00)
(2)場所 図書館本館 第1会議室(東海岸北1-4-55)
(3)申込方法 平成27年9月25日(金曜日)9時~図書館本館 電話または窓口で 【先着50名】。

※詳細は茅ヶ崎市公式ページ
パンフレット(記者発表資料)(PDF)

『鬼船の城塞』が、夕刊フジで紹介されました。

『鬼船の城塞』が、「夕刊フジ」の7月24日号15面で紹介されました。 「血がたぎる物語に、心が躍ること間違いなし」とのありがたいお言葉を頂戴しました。

角川春樹小説賞選考委員で、尊敬この上ない大先達、北方謙三先生のエッセイ『十字路が見える』(新潮社)と同じ号でのご紹介に、身の縮む思いです。

「夕刊フジ」さまには、2014年11月8日号でも『私が愛したサムライの娘』をご紹介頂きました。

二作に渡ってのご紹介、本当にありがとうございました。

STORY BOX(小学館)に『鬼船の城塞』の書評が掲載されました。

小学館の月刊小説誌"STORY BOX"8月号に『鬼船の城塞』の書評が掲載されました。7月18日(土)の発売です。

文芸評論家の末國善己先生が、書評ページJ’s Book Barのコーナーでお取り上げ下さいました。
末國善己先生は、時代小説とミステリーの文芸評論にご活躍で、江戸川乱歩賞ほか、いくつもの大物新人賞の選考委員をつとめられています。また、多数のアンソロジーを編纂されていらっしゃいます。

「迫力の海戦は、すべてのアクション・ファンを魅了するだろう」という過分なお言葉を頂戴し、大変にありがたいです。

末國先生には、「週間読書人」の12月19日号において、『私が愛したサムライの娘』も、お採り上げ頂きました。
末國先生、今回作も本当にありがとうございました。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。

J-novel(実業之日本社)に『鬼船の城塞』の書評が掲載されました。

実業之日本社のオールジャンル系文芸誌「J-novel(ジェイノベル)」8月号に、『鬼船の城塞』の書評が掲載されました。7月15日(水)の発売です。

文芸評論家の縄田一男先生が、書評ページJ’s Book Barのコーナーでお取り上げ下さいました。
縄田先生は歴史・時代小説の評論については、最も知られるお一人です。 朝日時代小説大賞や中山義秀文学賞の選考委員も、長らくお務めになっていらっしゃいます。

過分なお言葉を数々頂戴し、身の縮む思いでもあります。 「この作者は、これからも目が離せない」とのお言葉を胸に、精進して参りたいと存じます。

縄田先生には、日経新聞(6月25日夕刊)『週刊新潮』(新潮社)7月9日号に引き続き、三度もお採り上げ頂き、感謝の言葉もございません。
縄田先生、本当にありがとうございました。
今後とも、ご指導、ご鞭撻のほど、何とぞお願い申し上げます。

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第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。20年来のフラメンコファンです。

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