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銀河ステーション(Kyoichi's Blog)

ある日の海3 「波に襲わる」

波飛沫

ちょっとしつこいかもしれないが、南伊豆の海の写真である。
遊歩道から入江にレンズを向けていたら、風に巻き上げられた波に襲われた瞬間の写真である。
カメラも僕も、しこたま塩水を被った……。
驚いてシャッターを切ってので、とうぜん、写りはよくない。


ある日の海2 「春嵐」

入間海岸の波しぶき

冬の西南伊豆地方の季節風は、恐ろしいほど強い。
南伊豆町にある入間の千畳敷へ出かけたときの想い出だ。

1月の初め、カメラ片手の小説の取材旅行だった。 岬へと続く遊歩道の途上、数十メートルの標高差を持つ坂道の中ほどでのこと、いきなりコップから水を浴びせられたように、顔に水しぶきがかかった。
あわてて、回りを見渡したが、むろん、誰もいない。
しばらく呆然と突っ立っていた僕の、今度は頭から水しぶきが降りかかった。
なんと、海面から巻き上げられた海水が強風に乗って、海抜十数メートルの位置にいた僕の身体を襲ったのである。
今日の一枚をご覧頂ければ、僕の話が誇張でないことがおわかりいただけると思う。
あまり写りはよくないが、遊歩道の出発地点付近で撮影した一枚である。
写真の中央付近、白い靄のように写っているのが、海面から巻き上げられた海水である。
左の防波堤やボートの大きさから推察しても、十数メートルの高さに達していることがわかる。
このような自然現象を何と呼ぶのかは知らない。
だが、強風にいきなり襲われた驚きと頬に当たった潮水の感触は、今も鮮やかに記憶に残っている。


ある日の海1 「静寂の波濤」

南伊豆の海

季節に似合う空の写真が少なくなってきたので、「ある日の空」はしばしお休み。
空の写真を撮るのも好きだが、海の写真も好きである。
しばらく、海の写真をアップしてみようと思う。
今回の写真は南伊豆町の冬の海。
一見のどかなようにも見えるが、実はかなりの強風が吹いている。
波の模様や、海面に映り込んだ雲の影に、西南伊豆地方特有の冬の西風が現れている。


ある日の空28 「取材の相棒」

夕月

今日の夕方は空が澄んでいた。
ちょっとクルマを駐めて、夕月にレンズを向けてみた。
あわてて撮ったので、ほとんど日の丸写真である。
こんなときのために、SonyのNEX-5Dを、毎日、バッグの中に入れて持ち歩いている。
作品としての写真を撮るためではなく、小説の描写に活かす資料を作成するためである。

持ち歩くレンズは、キットのE18-55mm F3.5-5.6のみである。
広角レンズで構図を作るのは好きなので、E16mm F2.8も買ったが、購入以来、ほとんど部屋のカメラ保管庫で眠っている状態である。
資料作りには、やはり、標準ズームが向いている。


夕空

この道具は実に頼もしい。
たとえば、今日のこんな夕暮れの色を、正確に記憶に留めるのは難しい。
デジタルカメラは、小説を書く上では、強力な武器なのである。


ある日の空27 「冬空」

近所の空

お散歩写真シリーズ。
近所の冬空である。
いまは、一年で最も冷え込む時季だが、かつて住んでいた多摩地区に比べると湘南地方は、かなり暖かいと実感する朝も多い。
こんな青空が広がる日の昼間は、やわらかな陽射しが心地よい。


ユーティリティ

Kyoichi's Blog

Author

第6回角川春樹小説賞を受賞し『私が愛したサムライの娘』でデビューしました。同作で第3回野村胡堂文学賞を受賞。
歴史時代小説とミステリを書いています。フラメンコファンで「パセオ」誌に『祝祭のアレグリアス』を連載中です。

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